言わずと知れた 桜の名所「小田原城」
実は 春のお花見ツーリングに 最適なスポットだと 知っていましたか?
2021年春、小田原城にお花見ツー行ってきました! 現地で実際に感じた見どころ情報などを解説していきます。デジタル一眼カメラで撮影した高精細な写真もたっぷり紹介するので、現地の雰囲気がわかりますよ。バイク・クルマで行ける周辺スポットも紹介します。
東京方面から箱根に向かう中継地点にある小田原。「箱根にはよく行くけど小田原には行ったことがない」という首都圏ライダーも少なくないはず。
かくいう僕もその一人でしたが、2021年4月、小田原城に初めて行ってきました。実際に行ってみると、これがまた素晴らしい花見スポットなんです!
小田原城の見どころやアクセス、周辺スポットの情報などその魅力をたっぷりとレポートしていきます。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
小田原城ツーリングの基本情報
はじめに、小田原城の基本情報を紹介しておきますね。これを知っておくと、小田原城ツーリングをさらに堪能できますよ。
難攻不落の城「小田原城」
「日本百名城」にも数えられる小田原城。その美しさだけでなく、実は難攻不落の城として名高いんです。
戦国時代、小田原城を本拠地として関東一円を支配したのが北条市。豊臣氏に落城させられるまで、無敗を誇った鉄壁の守りを現地で感じてみましょう。
また、本丸を中心に小田原城址公園として指定され、本格的な史跡整備が進んでいます。
桜の名所「小田原城址公園」
小田原城は、桜の名所としてもよく知られています。春になると、お花見目当ての観光客で賑わいます。
観光名所なので特に立派な桜が多く、絶好のお花見スポットですよ。
ソロツーはもちろん、マスツーでお城と桜をバックに記念写真を撮れば、仲間同士の思い出になること間違いなし。
実際に行くときは、人の少ない早朝の時間帯がおすすめですよ。
小田原城ツーリングの見どころ
次に、僕が実際に現地で感じた、ライダー目線の見どころをお伝えしていきますよ。
リニューアルされたばかりの天守閣
なんと言っても、天守閣の美しさは外せません。2016年「平成の大改修」でリニューアルされたばかりのお城は必見ですよ。
特に午前中は、南東からの眺めが順光になるので、天守閣がくっきりと見えます。天守閣をバックに、ぜひ午前中に南東から写真撮影してみてほしいですね。
ちなみに、小田原城天守閣の標高は68.3メートルで、高さは全国7位の27.2メートル。天守閣からの眺めは壮観です。
しかし、実際にはライディングギアを身につけたまま天守閣に登るのは一苦労です…。そんなときは無理せず、城址公園内をぶらぶら歩くだけでも十分楽しめますから安心してくださいね。
季節の花や植物が楽しめる
小田原城址公園には自然がいっぱいで、季節の花や植物を楽しむことができます。桜や藤、花菖蒲、梅などを見ることができます。
特に、二の丸の銅門(あかがねもん)付近はオープンスペースになっていて、ゆったり写真撮影や休憩ができます。
実際に僕も、下の写真のように、とてもほっこりするような光景も見られました。
また春の桜はもちろん、紅葉の秋や夏冬の景色もまた格別ですよ。お花見ツーだけでなく、季節を問わず何度でも訪れたいですね。
見上げれば雲。春になり暖かくなってきたことを実感しますね。
お堀には何やら獲物を狙う鳥の姿が。
報徳二宮神社
もう一つの見どころとして、城址公園内の報徳二宮神社があります。
下の写真を見て、なにかピンときませんか?
そうです。誰もが知っている、あの「二宮金次郎(二宮尊徳)」像なんです。実はこの報徳二宮神社では、二宮尊徳翁が御祭神として祀られています。
天守閣のほど近くにあるので、勤勉の鑑、二宮尊徳翁に祈りを捧げご利益に預かりましょう。
小田原城ツーリングのアクセス情報
最後に、小田原城址公園へのアクセスを紹介しますね。
地図(マップ)情報
西湘バイパス「小田原IC」から約5分、小田原厚木道路「荻窪IC」から約7分の位置にあります。東京都内からなら、東名高速経由で小田原厚木道路を使った方が早いですね。
行き方とルート
荻窪ICからの行き方・ルートは以下のとおりです。現地には駐車場があり、バイクも停められるので安心ですね。
ICを降りてガード下を抜けてすぐのところに、下の写真のような桜がきれいに咲いている場所がありますよ。
小田原城周辺のツーリングスポット
小田原城周辺のツーリングスポットも紹介しておきますね。午前中に小田原城を巡った後に、ぜひ一緒に訪れておきたいおすすめスポットですよ。
大雄山最乗寺
天狗伝説が残る古刹。東京からたった1時間の場所に、天狗さんがいます。小田原城からは約13.5kmの距離にあり、30分足らずで行けます。
開創以来600年の歴史をもつお寺は霊気に満ち満ちていて、交通安全祈願にぴったりのパワースポット。ぜひライダーにおすすめしたいです。
本堂までの参道脇には、樹齢400~500年の巨大な杉の老木が生い茂ります。森林パワーを全身で感じながら、鬱蒼とした杉並木の中を駆け抜けよう。
清左衛門地獄池
「平成の名水百選」に選出されている名水スポット。小田原城からは約10kmの距離にあり、約20分で行けます。
豊富な湧水量を誇る「清左衛門地獄池」の湧水は主に工業用水として利用されていて、この水源を利用して富士フイルムは創業しました。
なぜ「地獄池」なのか、その名前の由来は必見ですよ。ぜひチェックしてみてください。
大雄山最乗寺と清左衛門地獄池はすぐ近くなので、両方行ってみてくださいね。
道の駅足柄・金太郎のふるさと
2020年6月にオープンしたばかりの新しい道の駅は、足柄エリアでいま最もアツイ場所と言えます。
食事処・買い物・観光と3拍子揃った道の駅は、他と比較してもかなり充実した施設です。足柄ツーリングの休憩で必ず立ち寄りたいスポットですよ。
小田原城からは約10kmの距離にあり、およそ20分でアクセス可能です。
はこね金太郎ライン
2021年4月に開通したばかりの新道「はこね金太郎ライン」。SNSで話題沸騰中で、ツーリング・ドライブ好きに注目されているスポットです。
以下の記事では、僕の実走レビューも紹介していますよ。行ってみたいけど迷ってる人は、これを見ればすべて解決します。最寄りの東名高速「南足柄スマート」ICから約25分でアクセス可能です。
まとめ
以上、ここまで春の小田原城お花見ツーリングについてレポートしてきました。いかがだったでしょうか。
アクセス抜群で周辺スポットも充実している小田原城は、本当におすすめ。お城巡りの後は箱根方面に行くもよし、足柄方面に行くもよしです。
桜の季節には、お花見ツーリングで小田原城に立ち寄ってみてくださいね。