太平洋沿いの絶景ロードをドラマチックに堪能!
2020年3月、平日に九十九里浜・銚子ツーリングに行ってきました! 現地で実際に感じた見どころなどを、ライダー目線で解説していきます。スマホで撮影した写真ですが、現地の状況をレポート形式で具体的に紹介するので、実際の雰囲気がわかりますよ。
九十九里浜を眺めながら走り抜ける絶景道「九十九里有料道路」、沈む夕日がドラマチックな「銚子ドーバーライン」の2つの快走路を気持ちよく走行しました。
銚子市内でのランチでは、銚子港で水揚げされた新鮮な海鮮料理を堪能。景色もお腹も大満足のツーリングでした!
そんな九十九里・銚子ツーリングの魅力と見どころをたっぷりと、実体験レポートでお届けします。
あなたの旅の企画に必ず役立つので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
九十九里浜方面へアクセス
まずは、都内から九十九里浜方面へアクセスするために、高速道路をつかっての移動。
湾岸線「有明IC」から東関東自動車道・京葉道路を経由し、千葉東金道路「東金IC」まで来たら、下道で九十九里有料道路の起点に向かいます。
途中、田んぼ道の一角にきれいな菜の花畑があったので、思わず足をとめます。
青空の下で、菜の花が映えますね。可愛い菜の花に癒されたところで、再び目的地に向けて走り出します。九十九里有料道路までもう少し。
九十九里有料道路を走る!
どこまでも続く爽やかなシーサイドライン
九十九里有料道路は、九十九里海岸に沿って建設された全長約17kmの観光道路。 この道路は通称「波乗り道路」と呼ばれ、九十九里浜を眺めながら爽快な一本道を走り抜けることができます。また、この道は「絶景ロード100選」にも選定されています。
道路情報やアクセス、見どころに関する詳細情報は以下の記事で確認できますよ。デジタル一眼カメラで撮影した絶景写真つきなので、実際に行く前に必ずチェックしてみてくださいね。
実際に走ってみると、その爽快さが実感できました。彼方に続く九十九里浜に沿ったストレートが、とても気持ちいい。
この日は少し雲がでていましたが、雲一つない青空の日に走るとさらに気持ちいいのだろうと思います。
九十九里有料道路の終点の先の駐車場で小休止。さっきまで走っていた絶景道の感動の余韻にひたりながら、ぼーっと海を眺めます。
九十九里有料道路のアクセス情報
九十九里有料道路の地図(マップ)とアクセス情報は以下のとおりです。
銚子市内でランチとスイーツを食べる
海鮮ランチは「青魚の漬け丼」で
お腹が空いてきたので銚子市内で遅めのランチ。銚子といえば、もちろん海鮮料理。
おいしい地元の魚が食べられるお店を探します。「観音食堂 丼屋 七兵衛」で地魚の漬け丼が食べられるという情報を得て、早速行ってみることにしました。
平日の遅めの時間ということもあり、人は少なめ。このお店は、銚子港で水揚げされる新鮮な青魚を使った漬け丼が看板メニューのようで、季節によってもメニューは違うそう。
この日はさば・真いわし・さんま・まぐろ・赤マンボウの漬け丼がラインナップ。
僕は、「極上さばの漬け丼定食」をチョイスしました。
青魚特有の臭みは全くなく、とても美味しい。漬けの味付けは濃すぎず薄すぎず、魚本来の味をしっかり味わうことができる。
つみれが入ったお吸い物や小鉢がつき、お値段は1,530円。 値段分の価値はあるので、決して高いとは思いませんでしたよ。和の雰囲気も素敵なお店で、海鮮丼ものが食べたい方にはおすすめです。
銚子スイーツは「しょうゆソフト」で
お腹も満たされたところで、今回のツーリングで食べると決めていた銚子スイーツ 「しょうゆソフトクリーム」 を食します。
銚子といえば魚が有名ですが、醤油の産地としても有名。醤油をつかったスイーツが珍しくて惹かれたので、今回食べてみたいと思ったのです。
ちなみに、国内トップクラスの醤油メーカー「ヤマサ醤油」は銚子発祥。そのヤマサ醤油の工場が銚子市内にあり、そこで一般客向けにしょうゆソフトクームが提供されているそう。
しかし、実際に現地に行ってみると、いま世界中で猛威を振るっているコロナウイルスの影響により、事前予約のない工場見学客以外は立ち入り禁止との看板が・・・。
残念ですが、仕方がないので他の場所で食べることにします。
銚子セレクト市場でしょうゆソフトクームが食べられると知り、早速向かいます。銚子セレクト市場の地図(マップ)とアクセス情報は以下のとおりです。
実際に食べてみると、甘くてしょっぱい味わいが口に広がります。普段はプレーンな味わいが好みなのですが、これはこれで美味しいですよ。うん、おすすめできます。
海鮮丼とスイーツでお腹いっぱいになったところで、次の目的地「犬吠埼」へ。
初日の出で有名な「犬吠埼」へ
犬吠埼灯台と犬吠テラステラスは必見
犬吠埼(いぬぼうさき)は、関東最東端の岬。太平洋に突き出した岬で、日本で一番早い初日の出を見ることができる場所としても有名です。
実際に行ってみてわかったのですが、この犬吠埼は注目すべきスポットですよ!
2018年12月に誕生した施設「犬吠テラステラス」には、カフェやベーカリーショップ、展望テラスがあり、ゆっくりと時間を過ごすことができます。
特に、2階にある展望台からは一面に銚子の海を見渡すことができ、眼下広がる海原は絶景です。
疲れたらハンモックでひと休み
しかしそれだけではなく、この2階のテラスにはなんとハンモックが設置されているのです。これは、ライダーにとってうれしいポイントじゃないでしょうか。
ライダーは車のように、リクライニングシートでちょっと横になる、なんてことできないですからね。
都内から銚子まで走って少し疲れた体を癒すため、横になります。あまりの心地よさに10分ぐらいガチ寝してしまいましたよ笑
「うむ、心地よいですな」
若い女子学生グループからの視線を気にも留めず、我が物顔でハンモックを独占します笑
バイク専用の駐車場も完備!
ちなみに、犬吠埼には無料駐車場が設置されていて、バイク専用のスペースがあるのも嬉しいポイント。
さて、犬吠埼で素敵な時間を過ごした後で、都内への帰路につきます。
銚子ドーバーラインを走る!
沈む夕日がドラマチックな絶景道
犬吠埼から海岸沿いの道をしばらく走ると、本日2つめの絶景道「銚子ドーバーライン」にやってきました。
沈んでいく夕日がとてもきれい。写真では見えにくいのですが、夕日の隣には風車も見えています。
ここは、緩やかなアップダウンのストレートが続く眺めのよいスポットです。だんだんと消えていってしまうその姿にどこか切なさを感じながらも、夕日に向かって走り出します。
銚子ドーバーラインのアクセス情報
銚子ドーバーラインの地図(マップ)とアクセス情報は以下のとおりですよ。
まとめ
以上ここまで、九十九里・銚子ツーリング情報をレポートしてきました。
今回のツーリングでは、絶景ストレート道「九十九里有料道路」と「銚子ドーバーライン」を楽しみました。海岸沿いの道は、やはり海と太陽の眺めが最高ですね。
銚子市内のランチで食べた漬け丼もおいしく、贅沢な一日を過ごすことができました。
そういえば、ツーリング中いたるところにキャベツ畑を見かけたのですが、銚子は春キャベツ生産量が日本一だそうです。
次の訪問では、春キャベツを使った地元料理にスポットライトを当ててみたいと思います。
九十九里・銚子にまだ行ったことがない人は、今回紹介した情報も参考に、旅の企画をしてみてくださいね。
銚子といえば旨い魚ですよね。そして、銚子の「入梅いわし」は特に有名です。梅雨時期に旬のこの魚を食べたツーリングレポートは以下の記事で詳しく紹介していますよ。あわせてチェックしてみてくださいね。