九州一周ツーリングの旅レポブログ【2021夏.Day1】:九州上陸~高千穂~日向

九州ツーリングの旅レポブログ【2021夏.Day1】:九州上陸~高千穂~日向

ふるけん
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2021年8月、九州の絶景をバイクツーリングで巡る7日間の旅に出ました。九州一の絶景「阿蘇」や日本一活発な活火山「桜島」、神話の舞台「高千穂」など、ライダーなら一度は走りたい絶景ロードの数々を巡ることができました。そんな一生忘れられない感動の連続を、デジタル一眼で撮影した高精細な写真とともにレポートしていきます。ツーリング・ドライブの企画にお役立てください。

旅のはじまりとなるDay1では、別府港から九州に上陸し、宮崎県の「高千穂」や「日向」を巡ります。

宮崎グルメでは、美味しい唐揚げやチキン南蛮など、絶品料理を堪能しますよ(オススメ店を紹介)。

それでは、僕の地元九州を巡る絶景ツーリング紀行のはじまりです。

主な旅程

別府港→高千穂峡→日豊グリーンライン→馬が背

旅のはじまり

前日から乗り込んだフェリーが、大分の別府港に到着します。

今回は、関東から大阪まで自走し、大阪港と別府港を結ぶ「フェリーさんふらわあ」を利用。

ふるけん
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まわりのバイクが下船していくのを見送ったら、僕も下船して九州に上陸します。

前年はコロナ禍で帰省できなかったので、久々に地元九州に帰ってきた感じがします。

実は、到着する前から一つ心配事が…。事前の天気予報では、これからの1週間が雨マークの連続だったんですよ。

しかし、現地に着いてみると、雲は出てますが雨は降っていませんでした。幸先いいですね。

ふるけん
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ちなみに、今回の旅を支える僕の愛車MT-07と、旅の装備はこんな感じ。

シートバッグはいつもの「ENDURISTAN」、サイドバッグは今回初導入の「TANAX カービングシェルケース」。容量たっぷりで、キャンプ道具や撮影道具を余裕で収納できちゃいます。

ENDURISTAN トルネード2 完全防水防塵防砂ドラムバッグ
キャンプツーリングに定番のドラムバッグ。完全防水・防塵なのにリーズナブルで、コスパが素晴らしい傑作です。工具いらずで簡単に設置できるドラム型は、どんなバイクにも積載できて使い勝手抜群。形状と構造がシンプルなので、リアシートが狭いスポーツタイプのバイクにも積載しやすいですよ。

タナックス MOTOFIZZ カービングシェルケース MFK-271
スポーツタイプの車両にも簡単に装着できるサイドバッグ。工具いらずで、買った瞬間から旅仕様の車両に早変わりする優れモノ。片側容量16Lの大容量なので、ロングツーリングやキャンプツーリングに最適です。バイクのデザインを崩さない、かっこいいフォルムが特徴。現行商品群の中では、最もコスパの高いサイドバッグです。
ふるけん
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準備は万端。さあ、これからの7日間ガンガン走りますよ!

道の駅「すごう」で小休止

勢いよく飛び出した後、道の駅「すごう」で小休止。腹ごしらえします。

「丸福」のもも肉からあげ、これめちゃ旨いですよ。税込360円でボリュームたっぷり。

お腹が満たされたら、田舎風景を眺めながらのんびりと走ります。

お次に向かうは「高千穂峡」。

ふるけん
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宮崎が誇る有名観光地で、神話の土地です。

高千穂峡を走る

高千穂(たかちほ)では山からモクモクと雲が上がっていて、何だか神秘的な雰囲気を一層演出しています。

秘境感たっぷりな雰囲気の中、高千穂峡に到着。渓谷美を堪能しましょう。

高千穂峡のシンボル「真名井の滝」。

日本の滝100選にも選ばれている名所ですね。

ふるけん
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おそらく前日の雨でしょうか、水が濁っています。澄んだキレイな水の日はさらに素晴らしいでしょうね。

溶岩が冷えて固まった「柱状節理」も絶景です。

名所を後にして、周辺の景色を楽しみながら走ります。

ふるけん
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高千穂の絶景ロードと言えば、「青雲橋」でしょう。

深い谷に架かる大きな橋。周囲には棚田や集落があり、美しい日本の原風景を見ることができます。どこか懐かしい感じがして、眺めていると心がほっとします。

この道は「ひむか神話街道」として日本の絶景ロード100選に選出されています。

高千穂を後にして、昼食を食べに日向(ひゅうが)市内へと向かいます。

ふるけん
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宮崎名物を食べられるオススメ店ですよ。

「味のおぐら」で昼食

お楽しみの昼食です。宮崎グルメと言えば、やっぱりチキン南蛮!

やって来たのは「味のおぐら 出北店」。宮崎県内でチェーン展開する名店で、チキン南蛮発祥のお店とされています。

オーダーしたのはムネ肉とモモ肉の「チキン南蛮 ハーフアンドハーフ」、税込1,628円です。写真はないですが、税込440円のアイスコーヒーも注文。

ふるけん
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甘酢につかった鳥肉とたっぷりのタルタルソースがたまりませんね、美味しいです! チキン南蛮には、大きくわけて「しっとり系」と「カリっと系」の2つがありますが、ここのはしっとり系。

さて、お腹いっぱいになったところで、さらにひとっ走りしましょう。

日豊グリーンラインを走る

やって来たのは、広域農道「日豊グリーンライン」。交通量の少ない快走路です。

展望に関して特筆すべきものはないですが、道沿いには田んぼや農家の民家があり、のんびりとした田舎風景を楽しめます。

季節は夏、8月初旬。一部、黄金色に染まった田んぼも見えます。稲穂がたわわに実って、頭を垂れていました。

ふるけん
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少し前まで梅雨だったのに、季節の移り変わりは早いですね。

夕暮れの時間が近づいてきたので、本日最後のスポットに向かいましょう。

馬ケ背を観光

やって来たのは馬ケ背(うまがせ)。太平洋に面した日向岬にある柱状節理の海岸です。

断崖絶壁の柱状節理が大迫力の絶景です。

この断崖は東側の海に面しているので、朝日が差し込む時間帯の方がいいかもしれません。

しかしアツイです。いつの間にか雲も晴れ、夏のギラギラとした太陽が差し込みます。岬の突端は太陽を遮るものが何もなく、汗ダラダラです。

ふるけん
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駐車場から岬までは結構歩くので、熱中症には気を付けたいですね。

ホテル泊

日が暮れ始め、本日の宿泊地「HOTEL AZ 宮崎佐土原」に到着。

今回はキャンプ道具を持参したキャンツーですが、事前の天気予報では雨だったので、リスクを取らずに初日はホテル泊としました。

ふるけん
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夕食はバイキング形式で、定食屋のような品ぞろえ。九州らしい味付けで、ほっこり幸せです。

その後、天気予報とにらめっこして翌日以降のプランを練りながら、眠りにつきました。


Day1の走行距離: 277km

ツーリングマップル 九州2024
ライダーなら1冊は持っておきたい定番マップの九州エリア版。ベテランライダーによる実走取材で毎年、信頼度の高い最新情報にアップデートされています。おすすめルートは地図上でマーカーが引かれているので、走るべき道がすぐにわかります。主要な観光スポットをはじめ、道の駅や食事処、桜・紅葉スポットなども掲載されているので、これ一つで旅の企画とツーリングの幅がぐっと広がりますよ。

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