【超簡単】MT-07のオイル交換してみた!正しい方法・手順と必要な道具など解説

MT07のオイル交換方法!正しい手順と必要な道具など解説

MT-07のオイル交換の方法・手順は? 工具や道具は何が必要? 適正オイル量って何リットルだっけ? そもそも自分でできるの?

MT-07での初めてや久しぶりのオイル交換だと、気になることがたくさんありますよね。僕自身、オイル交換のたびにあれこれ調べ直していました。

そこで、これだけ読めば簡単に全部わかるように、本記事でMT-07のオイル交換についてまとめました

本記事の内容

  • 準備:MT-07オイル交換に必要な道具
  • 実例:MT-07オイル交換方法・手順
  • オイル交換で得られる効果

本記事の信頼性

ふるけん

この記事を書いている僕は、2019年夏にMT-07を新車で購入。そこから2021年夏までの2年で走行距離3.6万kmを達成しました。その中で11回のオイル交換を自分で行い、絶対に失敗しないノウハウが身につきました。
総走行距離36,838km(MT-07)

失敗しないMT-07のオイル交換方法が絶対にわかるので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

注意

ここに記載する内容は、サービスマニュアルや取扱説明書に記載された正しい手順をもとにしていますが、整備士の資格を持たない素人が行ったメンテナンス記録です。もし当サイトの内容を参考にされる際は、すべて自己責任にて作業をお願いします。これにより発生したトラブルに関しては、当方は一切責任を負いませんのでご注意ください。

準備:MT-07オイル交換に必要な道具

オイル交換の前に、まずは道具の準備が必要です。MT-07には2014~17年式、・2018~20年式、そして2021年式以降と大きく3つのモデルがありますが、搭載エンジンは共通ですので、準備すべき道具は変わりません

必要な道具一覧
  • エンジンオイル
  • 廃油処理箱
  • オイルフィルター
  • 工具・ツール
  • その他の道具

それでは一つずつ詳しく見ていきましょう。

エンジンオイル

新しく入れるエンジンオイルを用意しておきます。MT-07の適正オイル量は、以下の通りです。

  • 通常時:2.3リットル
  • フィルター交換時:2.6リットル
MT-07説明書 必要オイル量

ちなみに、MT-07の指定推奨オイルは、YAMAHA純正の「ヤマルーブ プレミアムシンセティック」です

ヤマルーブ プレミアムシンセティック MA2 10W-40 4L
ヤマハ純正の高性能オイル(MT-07指定推奨)。1L缶より4L缶で買うのがお得で、圧倒的にコスパが高いです。シフトフィールも軽く、カチッとギアが決まるので気持ちよい。劣化も少なく効果が持続します。
この4L缶のコスパが高いので、僕はいつもこれを使っています。最高性能の「ヤマルーブ RS4GP」と使い比べましたが、性能的にはプレミアムシンセティックで十分ですね。

ふるけん

廃油処理箱

古いオイルを排出するための廃油処理箱も用意します。MT-07のオイル量は2.3~2.6リットルなので、処理箱にはそれ以上の容量が必要です。

おすすめは、ごみ処理が簡単で一般ユーザーに人気の、エーモン ポイパック。

エーモン ポイパック(廃油処理箱) 2.5L
廃油ボックスといえばこれ。オイル容量2.5Lまで対応。フィルター交換しない場合はこれでギリギリ対応可能です。
エーモン ポイパック(廃油処理箱) 4.5L
同じくエーモンの廃油ボックス。オイル容量4.5Lまで対応可能なので、フィルター交換時はこちらを選択します。
僕はフィルター交換する/しないに関わらず、4.5L対応のポイパックを使います。値段もそんなに変わりませんし、余裕があるほうが作業しやすいですからね。

ふるけん

オイルフィルターとフィルターレンチ

フィルター交換時は、オイルフィルターが必要です。オイル交換2回に1回はフィルター交換が必要なので、持っていない場合は早めに入手しておきましょう。

オイルフィルターの交換には、64mmの「オイルフィルターレンチ」が必要です。

オイル交換に慣れていない方や初めての方はフィルターをなめやすいので、つくりのしっかりしたものを用意するのがポイントです。

YAMAHA純正オイルフィルター カートリッジ
何と言っても、安心のYAMAHA純正オイルフィルター。社外品はエキパイに干渉することもあるので、おすすめしません。性能も純正が一番。オイル交換し忘れて距離が伸びたとしても、しっかり汚れを吸収してくれます。
京都機械工具(KTC) カップ型オイルフィルターレンチ AVSA-064
信頼と安心の国産KTC製フィルターレンチ(64mm)。 安物ではフィルターをなめて大事故になる可能性がありますが、これなら失敗リスクを極限まで低減できます。一生使える優れモノです。

工具・ツール

ドレンボルトやオイルキャップを外すための工具・ツールが必要です。以下の2つは必須なので、必ず用意しておきましょう。

  • 17mmのメガネレンチまたはスパナ
  • プライヤ

17mmメガネレンチまたはスパナ

ドレンボルトを外したり締めたりするのに使います。ボルトをなめないためには、メガネレンチがベストです。メガネレンチをスパナもどちらも持っていない場合は、メガネレンチを買いましょう。

プライヤ

オイルキャップを脱着するときに使います。なくても何とかなるかもしれませんが、力づくで外したり締めたりするとキャップがこわれやすいです。

上記のメガネレンチとプライヤは、ホームセンターなどでも入手可能ですが、MT-07の整備には以下のようなまとまったツールセットがおすすめです。

KTCモトクラブシリーズ ライダーズメンテナンスツールセット MCK3140
安心と信頼の国産メーカーKTC製のバイク用工具セット。これだけでオイル交換はもちろん、レバー交換やミラー・ペダル調整など、ひと通りの基本整備が可能です。ロングツーリングにも携帯しやすく、一生使える優れもの。

これだけあれば、オイル交換はもちろん、レバー交換やミラー調整、シフトペダル・ブレーキペダル位置調整も可能です。

ふるけん
ふるけん

日常の整備はもちろん、ロングツーリングで何かあった場合の緊急処置にも使えるので、持っているだけで安心感が違います。実際に、11日間の北海道ツーリングや8日間の四国ツーリングでも重宝しました。

その他の道具

その他には、以下のような道具も必要です。

  • ドレンボルトとワッシャー
  • 軍手・手袋
  • ウェス
  • オイルジョッキ、じょうご

ドレンボルトとワッシャー

ドレンボルトは2回に1回、ワッシャー(パッキン)は毎回新品に交換しましょう。ワッシャーは、ボルトの隙間を埋めて密着させ、ゆるみ止めの役割を担っています。

交換せずに使いまわしをしていると、隙間が空いてオイル漏れの原因になります。 安価な部品なので、ケチらずにあらかじめ複数個まとめ買いしておきましょう。

デイトナ ドレンボルト M14×12×P1.5 ホンダ/ヤマハ系
デイトナ製のドレンボルト。ワッシャーがセットになっているので、そのまま取り付け・交換が可能です。ホンダ/ヤマハ系の車種に適合します。
STRAIGHT ドレンパッキン バイク用 M14×20mm×2.0
5個入りのお徳なパッケージ。オイル交換の度に毎回変えるものなので、まとめ買いできるのが嬉しいですね。ホンダ/ヤマハ系の車種に適合します。

軍手・ウェス

軍手やウェスがあると、手が汚れるのを防げるので作業が捗ります。エンジンオイルで火傷してしまうのも防いでくれます。

ミドリ安全 軍手 特紡軍手 12双入
コストパフォーマンスに優れる、2本編みのスタンダードな軍手です。オイル交換やチェーン掃除等ですぐに汚れるので、お安くまとめ買いできるセットがおすすめです。
ワイプオールX70 不織布 50枚入【リニューアル版】
メンテナンス用のウェスと言ったらこれ。日本製紙クレシア製のワイプオール。1枚がしっかり分厚く、オイルや汚れをしっかりふき取れます。チェーン掃除やホイール掃除など幅広く使用可能。メンテするなら必須アイテムです。

オイルジョッキ

また、オイルを注ぎ入れるのにオイルジョッキも必要です。もし持っていない場合は、100円ショップで買えるじょうご等でも代用可能。

フルプラ ジェットオイラー ポリジョッキー 1L
シンプルでコスパの高いオイルジョッキ。大きすぎない1L用なのでバイクのオイル交換にぴったりです。ただ、250ml単位の目盛しかないので、微調整には少々コツが必要かも。油性マジックでラインを引くなど工夫すれば対策は可能。

初めての人は少し大変かもしれませんが、実際の作業の前に必ず以上の道具を準備しておきましょう。

実例:MT-07オイル交換方法・手順

ここからは、MT-07オイル交換の方法と手順を紹介していきます。大まかな手順としては、以下の3つのプロセスで進めます

古いオイルを排出する(抜く)
新しいオイルを注ぎ入れる(注ぐ)
オイル量を点検する(チェック)

一つずつ、詳しく解説していきますね。

①古いオイルを排出する(抜く)

エンジンを暖機する

いきなりオイルを抜く前に、まずはエンジンを暖気します。暖機でエンジンオイルが温まることによりオイルが柔らかくなるため、排出(抜くの)がとても楽になります。

ただし、走行直後でエンジンが熱くなっている場合や、長時間暖機をすると、オイルが熱くなり過ぎてやけどする危険がありますので、注意してください。

暖機しなくてもオイルは排出できますので、「少し温まったな」という程度で構いません。暖機する時間は、アイドリング状態で2分間~5分間程度が目安です

作業時の気温にもよりますが、「なつふゆニーゴー(夏場2分、冬場5分)」が目安と覚えておきましょう。暖機が終了したらエンジンをオフにします。

オイル排出前の暖気中
まずは暖機してオイルを温める

※暖機するときは、排気音が周囲の迷惑にならないような場所で行いましょう。上記写真はイメージ写真です。

廃油ボックスを設置する

ドレンボルトを緩める前に、オイルを受ける廃油ボックスを設置しましょう。廃油ボックスの中には吸収力の高い綿のようなものが詰められています。

ポイントとしては、少しほぐして形を整えることで、まんべんなくオイルを受け止めやすくなります

廃油ボックス
廃油ボックスの中身
ドレンボルトを外す

ドレンボルトを外して古いオイルを排出します。ボルトをなめないように、メガネレンチを使いましょう。

ボルトのサイズに合った工具を使います。繰り返しますが、17mmレンチですよ。

最初に工具で少し緩めたら、その後は手で回しながら外すようにします。

メガネレンチでドレンボルトを緩める
メガネレンチを使いドレンボルトを緩める
ドレンボルトを手で外す
手でドレンボルトを回しながら外す
エンジンオイルを抜く

ドレンボルトを完全に外し、エンジンオイルを抜きます。ボルトを外した瞬間、勢いよくオイルが排出されてきますので、やけどや汚れに気を付けてください。 オイルが抜けるまで、しばらく待ちましょう。

この時、車体を揺すったりせず、自然にオイルが排出されるのを待ちましょう。15分も30分も待つ必要はありません。

5秒間に1回、ポタリとオイルのしずくが垂れるぐらいになったら頃合いですね。不安な人は、下の写真のような状態になるまで待ちましょう。

エンジンオイルが排出される
エンジンオイル排出中
ほぼオイルが抜けきった
オイルフィルターを外す

専用工具のフィルターレンチを使って、オイルフィルターを緩めます。少し緩んだら、これも手で回しながら外していきます。

フィルターからもオイルが排出されますが、すでに十分抜けているので、出てくる勢いは弱いです。

※フィルター交換しない場合は省略可能です。

フィルタレンチを回す
フィルターレンチを使ってフィルターを緩める
フィルタレンチを手で回す
フィルターからもオイルが排出される

これでオイルの排出が完了です。次は、新たなオイルの注入です。

②新しいオイルを注ぎ入れる

新品のボルト・オイルフィルターに交換する

オイルが十分に抜けきった後は、新品のドレンボルト・オイルフィルターに交換しましょう。

この時、ワッシャーは毎回必ず新品にしておきましょう。外した時と逆の手順でつけていきます。

はじめは手でゆっくり回しながらはめ、最後は工具でしっかりと締めつけましょう。注意点としては、あまりきつく締め過ぎないことです。

外れた時と同じチカラ加減で締め付けるのがポイントです。厳密には、締め付けトルクというものが存在しますが、詳細は省きます。

新品ドレンボルトとワッシャー
新品のボルトとワッシャー
オイルエレメントを手で回す
新品のオイルフィルターを装着
新品のオイルを入れる

新品のエンジンオイルを注ぎ入れます。通常時は2.3L、オイルフィルター交換時は2.6Lです

オイルを注ぐ勢いが強すぎると溢れてきてしまうので、ゆっくりと慎重に作業しましょう。

じょうごをはめる
じょうごを使ったオイル交換
YAMALUBEプレミアムシンセティあック
計量カップでしっかりと規定量をはかる
オイルキャップを仮締めする

規定量の新品オイルを注ぎ入れたら、キャップを手で仮締めしましょう

この後の点検プロセスで、また外すことになるかもしれません。ですから、工具をつかっての本締めはまだしません。

オイルキャップをはめる
オイルキャップを仮締めする

これでオイルの注入が一旦完了です。次は、オイル量のチェックです。

③オイル量を点検する

エンジンスタート

まずはエンジンをスタートさせ、オイルをエンジン内に行き渡らせます。このとき、ボルトやフィルターの隙間から、オイルが漏れていないかどうか確認します

オイル漏れがある場合は、すぐにエンジンをオフにします。エンジンの音などにも気を配りながら、何も異常が見られなければ、エンジンスタートから2~3分経った後にエンジンを切ります

オイル量チェック

オイル点検窓(オイルレベルゲージ)を見て、適切なオイル量になっているか点検します。

このとき、バイクを水平状態(サイドスタンドを払い、バイクを立てた状態)にしたうえで、オイル量をチェックします。サイドスタンドをかけたままでは、適正なオイル量を見ることはできませんので注意しましょう。

オイルレベルが、オイル量上限(アッパー)と下限(ロウアー)の間にきていたら正しい量です。以下の写真でわかるとおり、点検窓には上限と下限を示すラインがあるのがわかりますね。

もし下限を下回る場合は、キャップを開けて少しオイルを足し、また点検します。まだ足りない場合、適正量になるまでこれを繰り返します。もし上限を超えている場合は、逆にオイルを少しずつ抜いていく必要があります。

オイルを抜くのは現実的ではないため、多めよりは少なめの方がまだ作業しやすいです。不安な人は、気持ち少なめぐらいの意識を持つのがよいでしょう。

オイル点検窓から確認
水平状態でチェックしたオイルレベル。中間にあるので適量
オイル点検窓から確認
サイドスタンドをかけたままでのオイルレベル。これでは判断できない
キャップの本締め

オイル量が適正であることを確認したら、仮締めしていたキャップを本締めしましょう。プライヤー等の工具を使って軽く締めてあげればOKです。 走行中に緩まない程度でよいので、あまり強く締め過ぎる必要はありません。

これを忘れると、走行中のオイル漏れの原因になりますので、気を付けましょう。(と言ってる僕も、一度だけ忘れてしまったことがあります…)

ここまでの3つのプロセスがすべて完了すれば、作業は終了です。

MT-07オイル交換で得られる効果

MT-07のオイル交換で得られる効果についても紹介しておきます。

①ギアチェンジがスムーズになる

一般的に、オイル交換をするとギアチェンジがスムーズに感じられます。カチ、カチっと気持ちよくギアを切り替えるのは、バイクの楽しみの一つですよね。

②寿命延長・故障予防・燃費維持

一般的に、適切なオイルメンテナンスは故障を予防し、本来の燃費を維持してくれるのに役立ちます。適切なタイミングでしっかりとオイル交換していれば、結果的に寿命を延ばすことにもつながります。

定期的にしっかりオイルメンテナンスをしているおかげか、僕のMT-07の燃費はメーカー公称値を上回る25.57km/Lを達成しています。MT-07の燃費について詳しくまとめた記事もあるので、気になる人は以下をチェックしてみてくださいね。

MT-07の燃費は悪い?平均どれぐらい?1年半のデータと良くする方法を紹介! MT-07の燃費は平均どれぐらい?1年半の給油データとライバル車比較から完全検証!

まとめ:MT-07のオイル交換は簡単!

ここまで、MT-07のオイル交換について必要な道具や具体的な方法・手順を紹介してきました。思ったよりも簡単だと感じていただけたのではないでしょうか?

必要な道具と手順さえ間違わなければ、誰でも簡単にできるメンテナンスなので、ぜひ本記事を参考にオイル交換にチャレンジしてみてください!

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オイル交換の他に、MT-07のレバー交換・ヘッドライトバルブ交換に関する方法・手順なども以下の記事で紹介しています。あわせてチェックしてみてください。

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