2022年夏、7日間の北海道ツーリングを達成。ライダーが一度は走るべき、絶景ロードをたくさん巡りました。そんな感動ツーリングの様子を、デジタル一眼の高精細写真で詳細レポート。旅のモデルルートとして、あなたの企画に役立ててください。
5日目は、富良野・十勝岳・狩勝峠などアップダウンの激しい道を走ります。
旅中の食事では、夕張メロン、豚丼、蕎麦と、北の大地の恵みをたっぷりと堪能しますよ。
それでは、絶景とグルメの北海道ツーリングをはじめましょう。
Day5ルート概要
美瑛・富良野エリアから東に向かって、帯広方面を目指します。
美瑛⇒十勝岳⇒富良野⇒狩勝峠⇒帯広⇒上士幌
Day5のルートはこんな感じ。
美瑛・富良野エリアのジェットコースター急坂路を走る
前日に宿泊した旭川を出発して、美瑛・富良野エリアにやって来ました。
アップダウンの激しい丘陵地が多く、北海道らしい一直線の急坂路が楽しい場所ですね。
ジェットコースターの路などが有名。
就実の丘
まずやって来たのは、一直線にアップダウンを繰り返す「就実の丘」。
知名度的にはそこまで高くないですが、個人的に好きな道の一つです。
アップからダウンに切り替わるときの無重力体験が最高!
パノラマロード江花
続いてやって来たのは、「かみふらの八景」の一つにも選ばれている、「パノラマロード江花」。
約5kmもの直線を下りながら十勝岳連峰を眺める、絶景のジェットコースターが楽しめます。
こんな感じで、丘の上から平野部に急降下していく道。
スリル満点のジェットコースター。
アップダウンの急坂路をひとしきり楽しんだ後は、雄大な十勝岳を眺める山岳スカイラインを走ります。
十勝岳スカイラインを走る
十勝岳スカイラインは、連続するカーブを豪快に駆け上がっていく山岳ワインディング。
十勝岳を間近に眺める「望岳台」までつながっていて、走りだけでなく素晴らしい景色も楽しめます。
しばらく眺めてましたが、この日は雲が多く、残念ながら山頂を見ることはできませんでした。
ただ、望岳台からの眺めは圧巻で、眼下には富良野の街並みを一望できました。
紅葉や積雪シーズンも絶対きれいだと思う。
道の駅 南ふらの
十勝岳スカイラインを下り、道の駅「南ふらの」にやって来ました。
アウトドアショップ「モンベル」の大型店やお洒落なカフェがあり、なかなか楽しめる場所。
甘々! 夕張メロンが美味
連日夏空の下を走っていると、さすがに体が疲れてくるもので、そんな時に目に飛び込んできたのが、道の駅で売られていた夕張メロン。
適度にひんやりしていて、甘味がぎゅっと詰まった果肉が最高!
さすが夕張メロン。こんなに甘いメロンは生まれて初めて食べました。
こんなに甘いのに、メロンは野菜らしい…
気分さっぱりしたところで、東を目指して再び走り出します。
狩勝峠を走る
今回の旅で初めてやって来た、狩勝峠。
急こう配の坂道を豪快に駆け上がった後で、峠から素晴らしい絶景を眺めることができました。
こんな風に、広大な十勝平野を眼下に一望。
峠からの景色はおすすめ。
十勝平野の恵みをいただく
本日はまだしっかりとした食事をとってないので、ここからは十勝平野のグルメを堪能することにしましょう。
そういえば途中、麦わらロールを見つけたので、記念撮影しておきました。
距離があって遠近感がつかみにくいですが、成人男性の体よりも数段大きいのがわかりますね。
北海道の風物詩の一つ。
北海道産の本格そば
狩勝峠を下ってしばらく走っていると、国道38号沿いにそば屋があったので立ち寄ります。
「そばの館」というお店で、美味しいそばをいただきました。
お店の周りでは、そばの花が白く咲いてました。
道産のそばは旨い!
定番! 最強豚丼
しばらく国道を進み、帯広までやって来ました。
僕が北海道ツーリングするときに毎回行くお店が、こちら。
十勝豚丼いっぴん、ですね。
炭焼きの香ばしさと甘辛のタレ、ほどよく脂の乗った豚肉が抜群です。
死ぬまで食べ続けたい、至高の丼ですね。
十勝平野の恵みに感謝。
一度の北海道ツーリングで2回は食べる!
白樺並木の道
帯広市からほど近くにある、白樺並木にやってきました。
夏の緑が爽やかですね。
写真撮影している観光客も多かったですよ。
北海道らしいダート道です。
農場のトラックとかも走るので、スピードには注意。
上士幌でキャンプ
本日のキャンプ地にやってきました。
本日と明日、上士幌航空公園キャンプ場に2泊します。
お気に入りのキャンプ場。
さくっとテント設営したら、軽く晩酌しながら1日を終えます。
ここをベースキャンプとしつつ、明日はさらに東にある阿寒湖を目指します。
明日も晴れてほしい。
5日目の走行距離: 288km
つづく