2022年夏、7日間の北海道ツーリングを達成。ライダーが一度は走るべき、絶景ロードをたくさん巡りました。そんな感動ツーリングの様子を、デジタル一眼の高精細写真で詳細レポート。旅のモデルルートとして、あなたの企画に役立ててください。
旅の初日は、苫小牧港に上陸後、「支笏湖」や「洞爺湖」といった巨大カルデラ湖を巡ります。
周辺で外せない定番のグルメスポットも紹介しますよ(オススメ店)。
それでは、絶景の北海道ツーリングをはじめましょう。
苫小牧港に上陸!
やって来ました、北海道。今回は2年前と同じく、太平洋フェリーに乗って仙台港→苫小牧港と移動。
厚めの雲が空を覆っていて、どんよりとした空模様です。
初日から快晴とはいかないか…
港を離れ、まずは北西に向かいます。
樽前国道(R276)を走る
港から少し走ると、市街地を抜けてすぐに北海道らしい道があらわれます。
支笏湖方面に向かって真っすぐにのびる樽前国道(たるまえこくどう)。
森の中を突っ切る、気持ちのよい直線路。
ちなみに上の写真、今回の旅で新調した望遠レンズを使って、長~いストレートを切り取りました。
後半の日程では美瑛や富良野もまわる予定なので、直線路を撮影するのが楽しみです。
北海道といえば、やっぱり真っすぐな道。
支笏湖畔を周遊する絶景ロードを走る
支笏湖(しこつこ)に到着。湖畔をゆったりと流れるように走ります。
この巨大カルデラ湖の水深は363mもあるそうで、国内第2位の深さだそうです。カルデラ湖としても、国内で2番目の大きさ。
深すぎて想像できない。
水のアクティビティが盛んで、パドルボートを楽しんでいる人が多いです。
写真ではよくわかりませんが、水の透明度がかなり高い湖です。
青い空が見たい…!
支笏湖を西に向かっていると、地元で人気の食事処を発見!
お腹も空いてきたので、ここで昼食をとります。
昼食:キノコ好き必食!「きのこ王国」で名物ご飯をいただく
やって来たのは、「きのこ王国」。
その名のとおり、きのこ料理に特化したお店です。特に、名物の「きのこ汁」は行列ができるほどの大人気。
週末のこの日も店内は大盛況。
そんなお店で僕がオーダーしたのは、「のりきのこ汁」と「きのこ炊き込みご飯」。
キノコとノリのうま味がたっぷりと染み出した味噌汁と、きのこの風味が素晴らしい炊き込みご飯が相性抜群で、最高に美味しいですね。
見てください、このツヤツヤで旨そうなご飯を。とても美味しいので、ペロリとたいらげてしまいました。
秒で完食。
ちなみに、備え付けのイートインスペース(店内・テラス席)で食べられます。
きのこの天ぷらなども美味しい。
お腹も満たされたところで、次の目的地へと向かいましょう。
洞爺湖畔を周遊する絶景ロードを走る
続いてやって来たのは、本日の最終目的地となる洞爺湖(とうやこ)。
支笏湖に次いで、国内で3番目に大きいカルデラ湖です。
ぐるりと1周するにはそれなりに時間がかかる。
サイロ展望台から洞爺湖を一望
洞爺湖畔にはいくつか展望台がありますが、湖を一望できる「サイロ展望台」に行ってみます。
こんな感じで、洞爺湖を一望する開放的なパノラマを楽しめます。
また、ヘリに乗って上空から洞爺湖を見下ろす「スカイクルージング」も見どころ。
短時間ながらもヘリでの空中散歩は格別!
壮瞥公園からの展望も良好
洞爺湖の南側にある壮瞥公園(そうべつこうえん)にやって来ました。ここからも開放的な景色を楽しめます。
展望台からは、巨大カルデラ湖を見渡せる大パノラマ。
展望台までの道が狭く、頂上の駐車場は砂利になっているので、バイクは少し注意が必要。
この景色は一見の価値あり。
だいぶ日も傾いてきたので、キャンプ場に向かいましょう。
仲洞爺キャンプ場でテント泊
雨の心配もなさそうなので、湖畔にある仲洞爺キャンプ場に宿泊することにします。
木々に囲まれた湖畔のサイトで、上質なキャンプが楽しめそうです。
湖のすぐそばのエリアはすでに陣取られていたので、少し離れた場所に設営。
サクッと設営してキャンプ飯にする。
自炊キャンプ飯
今晩のキャンプ飯は、トマトソースパスタとボイルドソーセージ。
いつものクッカーで手軽に調理。
ドリンクは、セイコーマート(セコマ)で買えるいつもの「パームビール」。北海道でキャンプ飯するなら、やっぱりこれ。
手頃な価格で美味しいエールビール。
自然の中で食べる食事は最高に旨い。これもキャンツーの醍醐味のひとつ。
夕景と星空、花火が美しい湖畔のキャンプ場
仲洞爺キャンプ場は洞爺湖の東側にあるので、サイトからは美しい夕日を楽しめます。
柔らかな木漏れ日を身に受けつつ、世界がオレンジに染まっていくのをじっと見守る。
とても上質な時間。
BGMは湖の静かな波音。1日の終わりを告げる夕日が沈んでいくのを、ただぼーっと眺める。
素晴らしい瞬間。
そして、夜は更けていく…
太陽が沈んだ後も、洞爺湖ではまだまだ絶景を楽しめます。その一つが、満点の星空の夜景。
写真では伝えきれないほど、きれいな星空が広がっています。
また、夏季は花火が毎日打ち上げられるので、花火の夜景も楽しめます。
ただ、花火は西側で上がるので、反対にあるここからはあまりよく見えません。
ドーンという音は響いてくる。
そうこうしてるうちに夜が更けたので、本日はここで就寝。
初日はフェリー下船もあったので、軽めの走行となりました。
明日はバリバリ走る。
1日目の走行距離: 200km
つづく
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