2022年夏、7日間の北海道ツーリングを達成。ライダーが一度は走るべき、絶景ロードをたくさん巡りました。そんな感動ツーリングの様子を、デジタル一眼の高精細写真で詳細レポート。旅のモデルルートとして、あなたの企画に役立ててください。
2日目は、絶景リゾート地としても有名な「ニセコ」、積丹ブルーの美しい海を眺める「積丹岬」などを巡ります。
お昼は、積丹で外せない絶品海鮮グルメを堪能。夜には、至れり尽くせりな穴場の無料サイトで最高のキャンプを楽しみます。
それでは、絶景の北海道ツーリングをはじめましょう。
Day2 ルート概要
①洞爺湖→②ニセコ→③神威岬→④海鮮ランチ→⑤キャンプ場
2日目のルートはこんな感じ。
洞爺湖を出発
早朝、湖畔に漂う爽やかな空気の中で手早くテントを撤収し、仲洞爺キャンプ場を出発します。
薄い雲が出ていますが、天気は晴れ。よい景色が期待できそうです。
ニセコ地域を走る
まずやって来たのは、近年リゾート地としての注目度も高い「ニセコ」地域。
蝦夷富士(羊蹄山)が美しい
はじめに目を引くのは、きれいな円錐形のフォルムが美しい「羊蹄山(ようていざん)」。
その姿から、別名「蝦夷富士(えぞふじ)」とも呼ばれます。
全国に「○○富士」は数あれど、この蝦夷富士は別格な感じがします。
ここ数年で全国を走り回ってきましたが、麓から眺める富士山の壮大さ(本物)にもまったく劣りません。
これは本当に美しい…
蝦夷富士の麓を反時計回りに周遊しながら、ニセコの高原エリアへ向かいます。
絶景ロード「ニセコパノラマライン」
「ニセコアンヌプリ」や「イワオヌプリ」などを横目に、岩内方面へと延びる道が「ニセコパノラマライン」。
ニセコ連峰の絶景を眺めながら走る、道南屈指のツーリング名所です。
こんな山岳道を駆け上がっていく。
道中、ヘアピンカーブから見上げた先にあったのは、ニセコ連峰のひとつ「チセヌプリ」。
冬には一面雪に覆われるスキーリゾート地ですが、いまは夏の真っ只中。
緑の中を走るのが気持ちいい。
峠を越えると、遠くには日本海と岩内の市街地が見えてきます。
素晴らしい眺め。
ニセコパノラマラインを駆け下りたら、積丹半島へと向かいます。
積丹半島を走る
日本海に向かって突き出た積丹半島では、海沿いを走る絶景のシーサイドツーリングを楽しめます。
絶景ロード「セタカムイ・カブトライン」
神威岬周辺を走る道の総称が「セタカムイライン・カブトライン」。
断崖絶壁の海岸沿いを行く道からは、いくつもの奇岩を目にします。
巨大な岩の真ん中に穴が見える。
美しい海と奇岩を眺めながら、中高速の快走路が続くワインディングを疾走します。
そして、目当ての目的地に到着。
積丹ブルーの絶景「神威岬」
積丹半島(しゃこたんはんとう)で絶対に外せないのが「神威岬(カムイミサキ)」。
半島の突端から、積丹ブルーと形容される美しい青い海を一望できる絶景スポットです。
積丹ブルーの美しさに感動!
神威岬は強風が吹くことでも知られていますが、この日は風速・天気ともに素晴らしいコンディション。
この絶景をゆっくりと堪能します。
数年前は強風でまともに立ってられなかった…
「積丹岬」も一見の価値あり
神威岬ほど訪れる人は多くないですが、積丹岬もなかなかの絶景を展望できるスポット。
こちらは駐車場からすぐ行けて、時間がかからないのもポイント。
断崖の上から日本海を一望。
ここらでお腹が空いてきたので、昼食タイムとしましょう。
昼食:冨久寿司で海鮮ランチ
やって来たのは積丹町にある「冨久寿司」。地元で人気のお寿司屋です。
オーソドックスな「海鮮丼」が美味
注文したのは、地魚を使った海鮮丼。
海鮮ちらし丼(並)
税込1980円
寿司屋がつくる絶品海鮮丼
どんぶりに美しく散りばめられたネタたちが、食欲をそそります。
いざ実食…
予想を裏切らない美味で、満足しました。
ところで、積丹といえばミョウバンを使っていない新鮮な「ウニ丼」が名物ですよね。以前の来訪で最上級ウニ丼は経験していたこともあって、今回はオーソドックスな海鮮丼をいただきました。
実はウニはそんなに得意じゃない…
お腹も満たされたところで、再び走りだします。
ここからは、日本海に沿って延びる道をひたすら北上していきます。
海沿いを走っていると、たくさんの風車を見かけます。
ライダーたちは海風を受けながら、気持ちのよい道を駆けていきます。
だいぶ日も傾いてきたところで、本日の最終目的地となるキャンプに到着。
落ち着いて時間を過ごせる穴場のスポット。
川下海浜キャンプ場
本日のキャンプ地は、川下海浜キャンプ場。
海沿いの公園の敷地の中にある、芝地のフリーサイトです。
至れり尽くせりな無料キャンプ場
トイレ、炊事場が併設されていて、駐車場からスグの場所に設営できる絶好のサイトながらも、料金はなんと無料です。
さすが北海道!
海沿いに面した公園からは、日本海に沈む美しい夕日を楽しめます。
自炊のキャンプ飯を食べながらサンセットを眺める、極上のひと時。
これぞキャンツーの醍醐味。
満点の星空の下でキャンプ
太陽が沈んだ後も、もう一つのドラマが待っています。
チェアにもたれかかって空を見上げれば、まるで絵に描いたような満点の星空。
キラリと光る一筋の流れ星。
飽きることなく、いつまでも見ていられます。
ひとりで見る星空の大観賞会。
朝から晩まで絶景を堪能しまくった1日でしたね。
走行距離も350km超と、走りも堪能できました。
2日目の走行距離: 354km
明日はいよいよ日本最北端に行く。
つづく
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