日本一長いトンネルは?国内トップ5のなが~いトンネルたちをランキング形式で紹介!

日本一長いトンネルは?国内トップ5のなが~いトンネルたちをランキング形式で紹介!

日本全体で山が占める面積は7割! ということを知っていましたか?

そんな山だらけの日本の道路網で多用されてきたのが、今回の主役となる「トンネル」。

世界有数の掘削技術で掘り進めるトンネルの中には、世界トップクラスの長大さを誇るものもあります。

ふるけん
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今回は、日本で最も長い距離のトンネルTOP5をランキング形式で紹介します。すべてバイク・クルマで実際に走れるトンネルなので、次回のツーリング・ドライブ企画に組み入れてみてはどうでしょうか?

日本の長いトンネルランキング第5位~第2位

まずは、第5位から第2位までを見ていきましょう。

第5位:栗子トンネル(福島県~山形県/東北中央自動車道)

全長:9,610m

開通:2017年

福島県福島市と山形県米沢市をつなぐ栗子峠(くりことうげ)を貫くトンネル。

国道13号が走る栗子峠は降雪量が多く、急勾配や急カーブがあるため、冬季の通行止めや大型車両等の立ち往生が年間130台発生するなど、以前は交通の難所となっていました。

東北中央自動車道の開通後は、冬期間においても安心・安全な通行を確保できるようになりました。峠越えの所要時間が短縮されたことにより、物流の効率化や観光の促進に役立っています。

東北地方では最長で、無料で通行可能なトンネルとしては日本最長です

第4位:アクアトンネル(神奈川県~千葉県/東京湾アクアライン)

全長:9,610m

開通:1997年

神奈川県川崎市と千葉県木更津市をつなぐ海底トンネル。東京湾アクアラインの海底部分を走るトンネルです。開通当時の価格はなんと4,000円と超高額。

現在では、軽自動車・二輪車は640円、普通車は800円と低廉な料金で利用可能(いずれもETC利用時)

重要な交通インフラとして機能し、館山自動車道の全線開通と相まって千葉房総に大きな経済効果をもたらしています。

中間にある人工島に立つ「海ほたるPA」は、世界で唯一の海に浮かぶパーキングエリアです。ここからは千葉方面の眺めがよく、特に週末の夜は大渋滞の光景を見ることができます。

海ほたるから千葉方面を眺める
ふるけん
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都内から房総半島へのアクセスが非常に便利なのですが、特に週末の朝夕は渋滞が激しいのが難点ですね…。

第3位:飛騨トンネル(岐阜県/東海北陸自動車道)

全長:10,710m

開通:2008年

岐阜県飛騨市と白川村との間にあり、標高1,744mの籾糠山(もみぬかやま)を貫くトンネル。

険しい山々に囲まれた中部地方を縦貫する重要な交通路として建設が開始されましたが、最終的な完成までは非常に難工事となりました。

2台の強力なシールドマシンが故障し土砂に埋もれてしまうというトラブルに遭いながらも、建設に伴う死者ゼロを達成。日本の高い土木・掘削技術を証明する結果となりました。

開通後は、東海と北陸の2つの経済圏が直結し、経済産業の発展に貢献しています。

第2位:関越トンネル(群馬県~新潟県/関越自動車道)

全長:11,055m

開通:1985年

群馬県みなかみ町と新潟県湯沢町をつなぎ、標高1,977mの谷川岳を貫くトンネル。

山岳道路トンネル、また高速自動車国道のトンネルとしては日本最長の長さを誇ります

急峻な谷川岳を避けて走る国道17号は、標高1,100m近い豪雪地帯を通過することから、冬期間は通行に支障が生じていました。

関越トンネルはこうした問題を解決し、東西の物流、人の往来を飛躍的に増やしました。雪国に暮らす人々の生活を大きく変化させ、日本海新時代の幕を開いたのです。

日本最長のトンネル第1位

さて、次はいよいよ第1位です。日本で最も長いトンネルは一体どこなのでしょうか…?

第1位:山手トンネル(東京都/首都高速 中央環状線)

全長:18,200m

開通:2015年全線開通

首都高速道路中央環状線(通称C2)の大井JCT-高松入口間にある、長大な地下トンネル。ノルウェーのラルダールトンネルに次いで、世界でも2番目の長さです

大半の区間で山手通りの地下を通り、地上のJR山手線に沿っています。最深部は地下55mで、大都市東京の地下深くに潜って走ることができます。

ライダーにとっては、「走る時期」を選ぶのがとても重要。というのも、空気の流れが悪く、夏は非常に熱くなるからです。

猛暑日には、トンネル内で40度を超えることも。もしそんな時に渋滞にはまってしまうと、命の危険に関わりますね

どこまでも続く東京の地下を走るのは非日常的で、どこまで行っても出口が見えてきません。ただ、これだけ長いと非常時には深刻なトラブルに陥ることも。

大渋滞のリスク

2018年1月22日、東京を襲った平成30年豪雪の日には、10時間以上の大渋滞が発生。多くの車両がトンネル内で立ち往生しました。乗員の一部は、避難通路と非難階段を使って、地上へと脱出する羽目になりました。

まとめ:日本の長いトンネルを体感してみよう

以上、ここまで日本の最も長いトンネルをランキング形式で5つ紹介してきました。

ライダーにとってはくねくね道の峠越えも楽しいものですが、冬期間は積雪による通行止めで走れなくなることも

そんな時は、別ルートのトンネルを使って安心・安全にツーリングするのもよいものです。

ちなみに現在、東京外かく環状道路(外環道)では、東京外環トンネルが建設中です。

関越自動車道の大泉ICと東名高速道路の東名JCTを結ぶ予定のこのトンネルが完成すれば、全長16,000mとなり国内第2位となるようです。

外環道の完成は遠い!?

2020年10月18日、調布市東つつじケ丘の住宅街で道路陥没が発生し、報道でも大きく取り上げられた。ちょうど現場の地下を、工事中のシールドマシンが通っていたので、工事の影響が疑われた。調査の結果、東日本高速が「特殊な地盤と施工上のミスが重なった」との見解を示す。さらに2021年3月、「トンネル工事を2年凍結する」との方針を固め、現在のところトンネル完成の時期の目途は立っていない。

あなたも機会があれば、次回のツーリング・ドライブで、ここで紹介したなが~いトンネルたちを走ってみてくださいね。


2 COMMENTS

ふるけん

>>Neko様
コメントありがとうございます!
京都の宇治トンネルですね。以前大阪にいた時に僕も通ったことがありますが、結構長いですよね。
せっかくコメントいただいたので、他の人のためにも、Wikiからの情報をここでシェアしておきますね。

宇治トンネル(うじトンネル)は、京都府宇治市を通る、京滋バイパスの自動車専用トンネルである。笠取ICと宇治東ICの間にある。総延長が長いため、笠取IC並びに宇治東IC手前500mを除き車線変更禁止となっている。

  • 長さ:上り線…4,303m・下り線…4,313m
  • 幅員:上下線各2車線
  • 設計速度:80km/h

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