2022年GW、6日間のツーリングで関西一周を達成。ライダーなら一度は走りたい、絶景ロードをたくさん巡りました。そんな一生忘れられない感動の連続を、デジタル一眼で撮影した高精細な写真とともにレポート。モデルルートとしてツーリング企画に役立ててくださいね。
旅の初日となる1日目では、世界遺産の「比叡山」や京都の名勝「嵐山」などを巡ります。
京都市内の老舗レストランで絶品グルメを堪能しますよ(オススメ店を紹介)。
それでは、関西を周遊する絶景ツーリング紀行のはじまりです。
絶景ロード「比叡山ドライブウェイ」を走る
まずやってきたのは、観光有料道路「比叡山ドライブウェイ」。歴史的な地を駆け上がりながら、絶景の山岳ワインディングを楽しめる道です。
田の谷峠料金所~比叡山頂を走行
料金は区間制で、二輪車は580~1,680円。南側の田の谷峠料金所から比叡山頂まで、1,160円を支払いました。
ちなみに、比叡山頂から北側の仰木料金所までは、「奥比叡ドライブウェイ」という別コースとなります。
バイクの走行に少し制約があるので、注意が必要です(下記メモ)。
美しい青モミジと新緑のシャワーが最高
道沿いにはモミジなどが植樹されていて、新緑や紅葉の季節には美しい景色を楽しめます。
こんな感じで、ちょうど新緑の時期だったので青モミジが素晴らしいです。
陽光に照らされた新緑が輝いていて、本当にきれいですね。
新緑のシャワーを浴びているような、爽やかな気分になります。紅葉の季節も絶対きれいだろうなあ。
大津・京都市街の絶景を展望
しばらく走ると、山頂に到着。展望台から見下ろせば、京都市街~大阪方面を一望できます。
盆地の地形がよくわかる、素晴らしい絶景ですね。
さらに、夢見が丘展望台からは琵琶湖と大津市街を一望できます。
さすが日本一の大きさを誇る琵琶湖。こうして見るとその大きさがわかります。
夢見が丘展望台は夜景スポットとしても有名なようで、夕方に訪れてもいいかもしれませんね。
世界遺産の比叡山延暦寺を観光
せっかくなので、世界遺産の延暦寺に行ってみることにします。仏教についてはよく知りませんが、かつて日本史の授業で習った、あの「最澄」が開いた天台宗の総本山とのこと。
天台宗の最澄、真言宗の空海。「てんさいしんくうパック」で覚えてたなあ。
境内には神聖な雰囲気が漂っていて、建物なども威厳があります。
爽やかなモミジのトンネルをくぐりながら、寺院へと向かう。
自然の中で心が浄化されていくような感じがします…
巡拝料として1,000円かかりますが、比叡山を走るならあわせて参拝しておくのがおすすめ。
参拝の後、折り返し走行で田の谷峠料金所まで戻り、次なる目的地へと向かいます。
絶景ロード「嵐山高雄パークウェイ」を走る
続いてやってきたのは、京都の名勝「嵐山」。
ちなみに読みは「あらしやま」。首都圏の人は嵐山PAの「らんざん」のほうがなじみがあるので、間違えないように注意。
走りも景色も人気の有料道路
嵐山高雄パークウェイは、走りも景色も楽しめる観光有料道路。紅葉の名所としても有名です。
高雄料金所で通行料を支払います。二輪車は850円。
現金以外にも、カード払いができるのが便利でしたね。
爽快なモミジのトンネルを駆け抜ける
新緑の季節なので、ここでも美しい青モミジを見ることができました。
こんな感じで、木漏れ日と緑のシャワーを浴びながら、気持ちよく流していきます。
特に、菖蒲谷池の北側にあるロングストレートではハイライトが待ち受けます。
道路に覆いかぶさるような、長いモミジのトンネルを駆け抜けていきます。
新緑のモミジを堪能しながら、長い坂道を下る。最高ですね…!
さて、朝から有料道路を2本走り、満足感が高まったところで昼食タイムとしましょう。
そういえば嵐山に向かう途中、京都市街を抜けていた時に「賀茂川」を見ました。
水がきれいです。市街地からこんな自然風景を楽しめるなんて、風情ありますね。
昼食:京都市内の老舗レストランで名物料理
京都市街から鯖街道の一つ「周山街道(国道162号)」を北上する途中、老舗レストランを見つけました。
「京都若狭路レストラン ゆげ」
名物料理のソースカツ丼を食べます。注文した「ソースカツ御前」は税込1,000円。
このとおり、カツもごはんもボリュームたっぷり。並盛りでも十分なサイズです。
店内販売もされているオリジナルソースが3種ついてきて、味変も可能。
肉は薄切り、衣は厚めのカリカリ食感。ハマると病みつきになりそうな味わいですね。
お腹いっぱいになったところで、さらに北上を続けます。
美山かやぶきの里を観光
途中、周山街道を外れて「美山 かやぶきの里」に立ち寄ります。
こんな感じで、人里離れた山中にかやぶき屋根の民家が立ち並んでいます。
里の暮らしと日本の原風景がいまなお残る、貴重な場所ですね。
自由に観光できるようですが、実際に生活している集落のため、住民の迷惑にならないよう配慮が必要です。
周山街道を北上して舞鶴・京丹後方面へ
周山街道に復帰し、舞鶴方面へと向かいます。
舞鶴赤れんがパークを観光
途中、「舞鶴赤れんがパーク」を見つけました。
舞鶴といえば、軍港で有名ですよね。れんが造りの倉庫に歴史を感じますね。
中を覗いてみると、改装されてお洒落なショップなどが入っていましたよ。
夕日に照らされる赤れんが倉庫がいい感じですね。
京丹後市のホテルに宿泊
若狭湾沿いを西に進みながら、京丹後市を目指します。
こうして豊かな自然の中を走りながら、日没と同時に京丹後市内のホテルに到着。
考えてみれば、京都府の南から北まで、1日で南北を縦断したことになります。
1日目の走行距離: 294km(東京→大阪の移動除く)
つづく
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