おすすめのバイクカバーが知りたい! そもそもカバーの選び方ってあるの?
バイクカバーにはいろいろ種類があって悩みますよね。ここでは、失敗しないバイクカバーの選び方と、厳選したおすすめのカバー5種を紹介していきます。
バイク歴10年超の僕も実際に使ってきた、本当に使えるバイクカバーを選りすぐって紹介します。あなたの愛車にぴったりのカバーが必ず見つかりますよ。
バイクカバーの選び方6つのポイント
まずは、バイクカバー選びのコツを紹介していきます。
おすすめのバイクカバーをすぐに見たい方は、次のボタンからジャンプできますよ。
カバー選びでは、次の6つのポイントを押さえるだけで、絶対に失敗しませんよ。
- ①防水・撥水性に優れているか
- ②耐熱性に優れているか
- ③大きさはジャストサイズか
- ④耐久性が高い厚手のものか
- ⑤収納性がよく使いやすいか
- ⑥防犯性に優れているか
それでは一つずつ、解説していきます。
①防水・撥水性に優れているか
バイクカバー選びで何と言っても重要視したいのは、防水・撥水性に優れていることです。
バイクは金属パーツの塊。もちろん、雨ざらしの状態で保管するのは厳禁です。
防水機能つきのバイクカバーで愛車を雨から守り、雨水による金属のサビを防ぎましょう。直接雨に打たれる屋外で保管している場合は、縫製にも注目しましょう。
ミシン目から浸水することがないよう、撥水加工が施されているかどうかもチェックしたい点です。
②耐熱性に優れているか
バイクを降りてすぐにカバーをかけたい人は、耐熱性に優れているかも重視しましょう。
エンジンやマフラー・エキパイは非常に高温になるので、十分冷える前に使用すると、耐熱性に欠けるバイクカバーは溶けてしまいます。
バイクカバーが溶けるだけならまだよいですが、金属パーツに固着してしつこい汚れになってしまうこともあります。
これは悲惨ですね・・・。
大切な愛車を傷つけないためにも、耐熱性もチェックしたい点です。
③大きさはジャストサイズか
バイクカバーの大きさは、愛車にちょうどよいジャストサイズを選びましょう。
サイズは、大きすぎても小さすぎてもダメなのです。大きいと風でばたつき、車体に傷がつきやすくなります。反対に、小さいと車体全体を覆うことができずに、雨水が侵入しやすくなります。
適合車種を掲載している商品もあるので、愛車の車種にぴったりかどうか、適合表もチェックしましょう。
また、意外と気にする人が少ないのですが、フォルムも重要です。カバーをかけた時に、上部に雨が溜まらず流れ落ちる形になっているかどうかもポイントです。
④耐久性が高い厚手のものか
毎日使うものだから、やはり耐久性も見逃せないポイントです。
100円均一で売っているようなペラペラで薄いものだと、すぐに破れたりして使えなくなります。特に、直射日光にあたり雨に打たれるような屋外ではなおさらです。
バイクカバーは、生地にしっかりと厚みがあって耐久性の高いものを選びましょう。
ちなみに、生地の内側が車体を傷つけにくい裏起毛になっているようなタイプもあります。生地の厚みに加え、内側の素材がどうなっているかもあわせてチェックしましょう。
⑤収納性がよく使いやすいか
バイクに乗る度にかけたり外したりするので、収納性や使いやすさも見逃せません。
取り外しや折りたたみに時間がかかるものは、頻繁な利用には向きません。むしろ手間ばかりかかって面倒で、カバーを使わなくなりがちです。そして、そんな油断が盗難・トラブルを呼び寄せます。
どんな時でもサッとかけ外しできて、スピーディに折りたためるようなものを選びましょう。
適度に柔軟性があって軽量なタイプは、ツーリング先に持ち運べるのでなかなか便利ですよ。キャンプや宿泊を伴うツーリングをよくする人は、収納性と使いやすさもチェックしてみてください。
⑥防犯性に優れているか
盗難・いたずら等のトラブルを避けたい人は、防犯性に優れているのかも重視しましょう。
防犯性の高いバイクカバーとは、具体的に言うと次のような機能を備えているものです。
- 車体をすっぽり覆い、外見から車種を特定できないようにする(不可視化)
- カバーの前後にチェーンロック用の穴がついている(セキュリティ意識の顕示)
実際には、近年のバイクカバーには大抵このような機能がありますが、決して見落とさないようにチェックしておきましょう。
以上、バイクカバー選びの6つのポイントを紹介しました。
おすすめバイクカバー5選を紹介!
ここからは、本当に使えるバイクカバーを厳選して5つ紹介します。
人気商品だけを紹介するよくあるランキング形式ではなく、僕自身のライダー目線で選りすぐったものだけを紹介します。
①ヤマハ バイクカバー Eタイプ
最もおすすめしたいヤマハのバイクカバー。
防水・撥水性が高く、耐久性が高い厚手の生地でつくられています。バイクの形状にぴったりと合う立体裁断を施したフォルムで、かけたり外したりの動作がとても手軽です。
適合車種もちゃんと表示されているので安心です。国内メーカーのネイキッドバイクであれば、これを買っておけばまず間違いないと言えます。ヤマハ車以外にも使える定番の商品です。
6千円前後でこれだけのものが手に入るので、何と言ってもコストパフォーマンスが素晴らしい商品です。しかも、安心の国産なので商品に当たりはずれがありません。
もちろん、僕自身も長年愛用しています。
同系の商品として、カウルにミラーがついているスーパースポーツ向けも用意されています。YZF系やCBR系などにぴったりフィットして、カバーをかけてもバイクのかっこいいフォルムを崩しません。
②OSS スマートバイクカバー
先ほどのヤマハEタイプでは、「予算に合わない」という人におすすめなのがこちら。
最低限の機能と使い勝手のよさを備えた、リーズナブルな商品です。内部に溜まった湿気を逃すベンチレーション機能付き。適応車種を参考に、サイズ選びは慎重に行いましょう。
③Homwarm バイクカバー
ここまで紹介したシルバー色のタイプとは違い、ブラック色のバイクカバー。
クールな見た目とお求めやすい値段が特徴です。ただ、上部に雨水が溜まりやすいフォルムには注意が必要。防水性に欠けるとのレビューも散見されるので、直接雨に打たれる屋外での使用には向いてないでしょう。
熱を吸収しやすい黒色なので、炎天下でカバーを外すときは熱さに注意が必要です。
④平山産業 透湿防水バイクカバーVer2
予算の許す人は、こちらを検討してみてもいいかもしれません。
最大の特徴は、透湿防水機能と高い耐久性です。フェイスパックやおしり拭きにも使われるというソフト生地を採用していて、他の一般的なバイクカバーとは一線を画します。
雨水によるサビ発生を極限まで抑えたい人には、おすすめと言えます。
ただ、生地が硬くて重く、持ち運びができないのは欠点です。
⑤ヤマハ バイクカバー Fタイプ
最初に紹介したヤマハバイクカバー(E)の別タイプ(F)です。
Eタイプの機能に加え、エアベンチレーション・防炎加工・アジャストコードを備えます。耐熱性に優れ、湿気を逃がすベンチレーションを持つため、降車後すぐに使用してもカバーが溶けにくく熱もこもりません。
少し値段が張りますが、最高性能をもつバイクカバーの一つと言えるでしょう。
高価格帯のプレミアムバイクや繊細な扱いが必要なバイクにぴったりの、高品質カバーです。
スーパースポーツなどのカウルミラータイプは、以下の同系商品がぴったりフィットします。
以上、おすすめのバイクカバー厳選5品を紹介しました。
まとめ:正しいバイクカバー選びで最大限の効果を発揮しよう!
正しいバイクカバーの選び方を6つのポイントで解説し、人気おすすめ品を紹介してきました。
最後に、ここまでの内容をもとにバイクカバーの役割・機能・効果についてまとめてみます。
バイクカバーの役割と機能が分かれば、あなたの愛車にぴったりのものを選べるようになりますよ。そして、最適なバイクカバーは、「長寿命・防犯効果」を発揮してくれます。
ここで紹介したポイントを踏まえて、あなたの愛車にぴったりのバイクカバーを見つけてくださいね!
せっかくバイクカバーを手に入れても、間違った使い方をするとむしろ逆効果です。「大切な愛車がサビだらけに…」なんてことにならないように、以下の関連記事で正しい使い方をマスターしてくださいね。