2024年のGW(ゴールデンウィーク)、2年ぶりの北海道ツーリングに行ってきました。冬季閉鎖の通行止めが解除されるこの時期、残雪の山々を望む北海道の春景色を堪能しました。デジタル一眼で撮影した高精細な写真とともに、絶景ツーリングをレポートしていきますよ。
小樽上陸! ツーリング開始
明け方、4時頃に小樽港に到着。まだ太陽がのぼる前、空に月が輝いています。
フェリーが小樽港に無事入港し、下船します。
僕と同じくツーリング目的のバイカーが続々と船から降りてきます。
せっかく小樽港にやってきたので、小樽運河で軽く観光気分を味わいます。
美しい夜景で有名なビュースポットですね。
運河沿いの倉庫の向かいには、石造りの高級ホテル「ホテルノルド小樽」があります。
次の機会にじっくり観光したい。
国道393号を南下
さて、小樽から倶知安を目指して国道393号を南下していきます。
途中、SL車両(蒸気機関車)が保存されている広場がありました。
朝日に照らされていい感じ。
毛無山展望所からは、小樽市街地と小樽港を一望できます。
しばらく進むと残雪が美しい景色の道に変わります。
「メープル街道393」という愛称で親しまれる道のようです。確かに、紅葉が美しそうな道です。
標高は600m程度とそこまで高くないのですが、朝方の空気は冷え込んでいて、涼しいを通り越して寒いぐらいです。
3シーズンジャケットだけど肌寒いぐらい。
冠雪の羊蹄山ビュー
国道393号の終点となる倶知安町に到着です。
この辺りから羊蹄山が目の前に見えてきます。冠雪の羊蹄山がとても美しく、北海道の春らしい景色を満喫します。
麓から眺める羊蹄山の迫力がすごい!
麓をぐるりと周遊する道を走れば、こんな景色がずっと続きます。
山容をじっくりと眺めていれば、羊蹄山という名前の由来も納得です。本当に羊のヒヅメみたいですね。
続けて、羊蹄山ビューを楽しめるスポットを巡ります。
まずは「望洋の丘」。
小高い場所から、羊蹄山、ニセコ連邦を眺望する大パノラマが楽しめます。
続いては「相川ビューポイントパーキング」。
羊蹄山にのびるロングストレートを進む、大迫力の羊蹄山ビューが最高です。
圧巻の迫力!
春発見! 桜の開花がまだ楽しめる
羊蹄山を後にして、支笏湖を経て東に進みます。
道の途中、きれいな桜の木があったので撮影。
北海道ではGWの時期でもまだ見頃の桜があるので、お得感があります。
とはいえ、今シーズンは桜ツーリングはしなかったので、何気に桜とバイクのショットは今年初。
ランチ:絶品の味噌豚丼
日勝峠を越えて帯広方面まで一気にやってきました。
鹿追町でおそめのランチ。味噌豚丼をいただきます。
味噌につけていますが、比較的あっさり系の味付けです。
やっぱり北海道に来たら一度は食べたい豚丼。
帯広市街にある大好きな「豚丼いっぴん」にいきたかったのですが、距離的に断念。
ヌプカの里でキャンプ
士幌高原にある「ヌプカの里」を本日のキャンプ地とします。
眺めの良い芝地のサイトで、1泊500円と非常にリーズナブル。
ここをキャンプ地とする!
この日はとても風が強く、受付のお姉さんに「テント壊れないように注意してくださいね」と言われるほど。
実際、他のキャンパーのテントが風でなぎ倒されていました(ヒエ)
今回のキャンツーのために新調したモンベルのテントは大丈夫なのか……
これがそのテントで、「クロノスドーム2型」です。
以前は同じシリーズの「クロノスキャビン2型」を使っていたのですが、前室の設営が必要ない分、設営時間がかなり短縮されました。
グリーン色が自然に馴染んでかっこいい。
ビュービューと強風が吹くなかでも、さすがはモンベル製。風に煽られはしますが、しっかりといなして倒れる気配はありません。
設営後、簡単に本日の夕食をとります。
風も強く、調理する時間的余裕もなかったので、セコマで買ったサンドイッチとスープパスタでサクッと済ませます。
お楽しみの晩酌は、ご当地ビール。セコマで販売されている「小樽麦酒 アンバーエール」をいただきます。
程よい苦味と重さが美味い!
僕は苦味があるエールビールや黒ビールが大好きなのですが、翌日以降もこのビールばかり飲むことになるとはまだこの時の僕は知らない……
夕食を楽しんだ後は、食後のコーヒータイム。
インスタントコーヒーですが、キャンプ地で飲むコーヒーは美味いですね。
こんな感じで、Day2は終了。
高原ということもあり夜はかなり冷えるので、早めに就寝しました。
外気温5度ぐらいの環境の中、手持ちのシェラフでもなんとか寝られました。
明日は道東目指して走ります。
2日目の走行距離: 430km
つづく