2023年9月、初めての海外バイク旅で台湾ツーリングを達成。日本では絶対できない一生に一度のツーリング体験を、デジタル一眼の高精細写真でレポートしていきますよ。日本とは交通ルールも何もかも違う海外でトラブルの連続…!?
Day1では、タイトコーナーが続く険しい峠や東海岸に広がる絶景シーサイドロードを走ります。
それでは、3日間に渡る台湾ツーリングの幕を開けましょう。
ルート概要
台北市内から峠を越えて宜蘭(イーラン)を目指し、海岸にそって花蓮(ホワリエン)へと向かいます。
雙連朝市を満喫しレンタルバイク屋へ
レンタルバイク屋へは11時に訪問予定なので、少し時間があります。
そんなわけで、観光がてらホテル近くの雙連(シュアンリェン)朝市で腹ごしらえします。
早速、露店で見つけた豚まんをいただきます。
小ぶりなサイズながら、肉汁がしっかりあふれてきて旨い。
しかも1個80円ぐらいと安い。
南国っぽいフルーツがたくさん…!
搾りたてパッションフルーツのフレッシュジュースを飲んでみる。
無添加の果汁100%が美味!
そうこうしてるうちに時間になったので、レンタルバイク屋へやってきました。
今回お世話になるのは、「台北春天仮期汽機車出租」。
手続きと支払いを済ませると、事前予約していたバイクが出てきました。
SUZUKIバーグマン200をレンタル
今回の旅の相棒は、スズキのバーグマン200。
200ccのスクーターで、コンパクトな車体にたくさんの荷物を積載可能です。
険しい山道の峠超え
台北と宜蘭の間には山脈が通っていて、峠超えのルートを進むことになります。
いくつかあるルートから、タイトコーナーが続く省道9号を選択します。
峠付近にはカフェがあり、ライダーが大集合。車の駐車スペースはなく、むしろライダーしかいません。
さすがはバイク天国、台湾。
このカフェの前にタイトなS字コーナーがあり、みんなブンブン言わせて走っていきます。
僕はスクーターでのんびり走ります(海外で事故したらシャレにならん)。
走り屋も多いし、日本の「道志みち」みたいな雰囲気かも。
そして、峠のカフェには猫がいるのも万国共通のお約束。
台湾バイク界隈についてわかったところで、再び走りはじめます。
美伶咖啡(May-Ling Cafe)でほっと一息
落ち着いた雰囲気のカフェがあったので、立ち寄ります。
9月でも連日30度超えの台湾。休憩しながら走らないと結構しんどい。
アイスコーヒーとチーズケーキを頼んだら、なんとスイカ一切れがサービスされました(嬉しい)!
中国語がわからず、注文するのにちょっと苦労した。
そしてここでも猫が登場。
可愛い。と思って見てたら、左前足を切断してる。。
ただ、動きがちょっと遅いぐらいで、そんなに不自由はないみたい。
素敵なオーナーと穏やかに生きてほしい。
ちなみにバーグマン200にはウインドスクリーンがついてて、快適にツーリングできます。
峠を越えると、道は下りになり景色が一変します。
爽快ワインディングから宜蘭の市街地を眺める
宜蘭に向かう下り側は、爽快な景色が広がる絶景ワインディング。
宜蘭の市街地と延々続く海岸線の風景が美しい。
そんな絶景を眺めながら、豪快なヘアピンカーブが続くつづら折りを快走します。
峠の走り屋が結構多い(みんな若い)。
海にぽつりと浮かぶ「亀山島」を遠望。
ここからは本当に素晴らしい眺望が楽しめます。
山道を抜けて、平野部におりてきました。
初めて見るはずの田んぼ道と山々の風景に、どこかなつかしさを感じます。
こういうところは日本と似てる。
絶景の東海岸に沿って花蓮を目指す
宜蘭から花蓮まで100km近く、東海岸に沿ってのびるシーサイドロードを走ります。
「清水断崖」では、断崖絶壁にへばりつくように通した道を走ります。
晴れてたら爽快な青い空と海の景観が素晴らしい展望スポット。
この断崖を越えてしばらくすると、花蓮に到着です。
夕食は台湾式ハンバーガー「刈包」
花蓮市街で評判の刈包(グァバオ)をテイクアウトして、ホテルで夕食をとります。
刈包は台湾式ハンバーガーのようなもので、蒸しパンで肉をサンドしたもの。
コンビニで売ってたドイツ製ストロングビールと一緒にいただきました。
刈包、めちゃうま!
次の記事