2022年2月末、初春の時期に「南房総」をツーリングしました。現地で実際に感じた見どころなどを、ライダー目線で解説していきます。デジタル一眼カメラで撮影した高精細な写真もたくさん紹介するので、現地の実際の雰囲気がわかりますよ。おすすめグルメも紹介。
千葉・南房総のツーリング情報を紹介します。
早朝には霜が降りる寒さ残る時期、温暖な房総半島では菜の花や早咲きの桜が開花しはじめ、一足早い春の訪れを感じられます。
1年中楽しめる房総半島の中でも、個人的に特におすすめの季節なので、参考にしてみてくださいね。
南房総にアクセス
都内から東京湾アクアラインを経由して、南房総へと向かいます。遅めの出発だったため、途中で渋滞にはまりながら、約1時間半で鋸山付近に到着。
写真のとおり、気持ちのよい快晴です! ガンガン走っていきましょう。
昼食は海鮮のつもりが…
実はこの日、久しぶりに海鮮が食べたくて房総半島にやって来ました。鋸山近くにあるお気に入りのお店に行ってみます。
お気に入りの海鮮食事処へ
ところが、なんと昼過ぎには早くも店じまいの看板が…
どうやら、メニューが品切れになったようです。
この日は天候にも恵まれ、暖かくなってきた時期でお出かけ日和だったため、予想以上に来店客が多かったのでしょう。コロナ禍で客足が落ち込んでいた矢先で、在庫が少なめだったのかもしれません。
仕方がないので、他をあたることにします。ただ、近辺の人気店はどこも行列必至の様子だったので、少し趣向を変えて、和菓子を食べることにしました。
和洋菓子「高山」
やってきたのは、近くにあった和洋菓子店の「高山」。地元でも高評価のこのお店の名物は、「生クリーム大福」。
僕が最近、和菓子にはまっているということもあって、4つ注文しました。
生ものなので、保冷剤がついてきました。店内には、すぐに食べられる冷蔵ものと持ち帰り用の冷凍ものが2種ありました。
今回はそれぞれ2つずつ、計4つ注文してみました。
持ち帰りの目安は、保冷剤つきで約2時間。ツーリング帰りのお土産としてちょうどよさそうですね。
味はもちろん、美味しかったです! 生クリームとあんこが非常にマッチしていて、秀逸です。思ったよりも甘さ控えめで、女性だけでなく男性諸君にもおすすめですよ。
小腹を満たしたところで、次の目的地へと向かいましょう。
房総最南端の岬に立つ野島埼灯台
やって来たのは、野島崎灯台。房総半島最南端の岬にある灯台です。
岸壁から見下ろす大海原が絶景のスポットです。岬からは、太平洋を一望できますよ。
ところで、この日は風がとても強く、波しぶきが高々と上がっていました。
こんな感じで、ものすごい勢いで波が岩にぶつかり、しぶきを上げていました。
こんな日に海沿いを走ると、しぶきが車体にあたって汚れがち。サビの原因になるので、帰ったらフクピカ必須ですね。
早咲きの桜と菜の花に一足早い春を感じる
海沿いを気持ちよく流していると、ところどころに早咲きの桜が咲いていました。
2月末ですが、すでに満開で見ごろを迎えていますね。温暖な南房総で、一足早い春を感じた瞬間です。
濃いピンクの大輪が美しい河津桜ですね。
美しい菜の花の群れを発見!
桜のお次は、菜の花。田んぼ道の一面に、びっしりと植えられた菜の花が、満開です。
うーん、まさに「春」を感じますね!
心にぐっときたので、バイクを停めて写真をとります。
ブルーの車体が黄色い背景に映えますね!
菜の花+バイク写真撮影のポイント
ここで、菜の花とバイクの写真を撮るときに役立つワンポイントアドバイス。
スマホで実践できる簡単テクニックなので、ぜひ試してみてくださいね。
快走路:房総フラワーライン
房総半島の最南端から、西回りに房総フラワーラインを進みます。
季節の花々が道沿いを彩る快走路です。抜けるような青空のもと、春爛漫のロングストレートを駆けていきます。
思わず、陽気な気分になってしまいます。
交通量も少なく、のんびりと走れるのでおすすめです。
夕日が美しい岩井海岸
最後に、岩井海岸にやってきました。
沈む夕日が美しいですね。素晴らしい絶景です。
海の向こうの遠くには、富士山の姿も。景色がかすんでいるので、シルエットが浮かぶ程度です。
冬の澄んだ空気の日には、冠雪した山頂の様子がはっきりと見えることもあるようです。
ちなみに、岩井海岸はサーフィンスポットとして知られています。
前述したように、この日は強風。サーファーたちにとっては、絶好の波乗り日和だったに違いありません。
波乗り人たちが、満足した様子で1日を終えているようでした。
まとめ
以上ここまで、春爛漫の南房総ツーリングに関する情報を紹介してきました。
朝晩はまだ冷える季節ですが、温暖な房総半島で一足早い春の訪れを感じることができました。
冬眠明けにおすすめのツーリングスポットなので、参考にしてみてくださいね。