バイクのヘッドライトが点灯しなくなりましたか?
走行中に突然気づいたときは焦りますよね。でも、安心してください。
この記事を見れば、原因と解決策が簡単にわかるようになりますから。
この記事を書いている僕は、バイク歴10年超の中で旧車(SRX400)と現代の新車(MT-07)などを乗り継いできました。当然ヘッドライトが点灯しなくなったことが何度もあり、そのたびに自分で対処・パーツ交換してきました。
交換用のおすすめの明るいライト(ハロゲルバルブ)も紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
バイクヘッドライトが点灯しない時のよくある症状
まずは、ヘッドライトが点灯しない時によくある症状を見て行きましょう。
あなたのバイクもこんな症状が出ていませんか?
①ロービーム/ハイビームだけしか点灯しない
ロービームまたはハイビームだけしか点灯しないケースがよくあります。通常、ロービームの使用率のほうが断然高いので、ロービームから先にライトが切れることが多いですよ。
もしまだ試していない場合は、ロー/ハイのどちらかなら点灯するかどうか確認してみましょう。
②ヘッドライトがチカチカする
ヘッドライトがチカチカ点滅するといった症状もあります。しばらく走ると元に戻るケースなどもありますが、一度しっかりとチェックしたほうがよいでしょうね。
後述する原因も確認してみてください。
バイクヘッドライトが点灯しない時の原因
次に、ヘッドライトが点灯しない時の原因について解説していきます。すべての原因を網羅することはできませんが、大半のケースでは以下の2つの原因が関係しています。
①バルブ玉切れの可能性が濃厚
ヘッドライトが点灯しなくなった原因で最も多いのが、この「玉切れ」です。
ライトが点灯しなくなったら、まっさきにこの球切れを疑ってみましょう。実際に玉切れが起きたバルブがどんな状態になっているかというと、以下の画像のような状態です。
よく見ると、電球内の右側の部分のフィラメントが切れているのがわかります。
白線で囲んだ箇所ですね。ここがロービームのフィラメントですが、本来なら左のハイビームのような「ぐるぐる糸をまいた部品」がついていました。これが完全に切れてしまい、電球を振ると残骸がカラカラと音をたてるのがわかりました。
②配線系のトラブル
もし玉切れが原因でない場合は、次に「配線系のトラブル」を疑ってみましょう。配線ミスや断線が直接的な原因になりますが、このあたりは専門知識がないと対処が難しくなります。
少なくとも、ある程度は配線・電装系の知識と経験があって、サービスマニュアルを持っている状態でなければ、バイクショップなど専門家にお任せしたほうが賢明です。
③接触不良
ライトがチカチカしている場合や、スイッチを何度か動かしているうちに点灯する場合などは、接触不良が原因にななっている可能性があります。
屋外で雨ざらしになっているバイクや、長期間放置していた車両によく見られます。雨で錆びたり、接点が腐食したりしているので、この場合もプロのバイク屋にお任せしたほうがよいでしょう。
まとめ
以上、ここまでバイクのヘッドライトが点灯しない時の症状・原因について解説してきました。
バルブ球切れの場合は、比較的簡単に対処できるので、自分で交換することも可能です。
また、ハロゲンバルブは安価に入手でき、純正品よりかなり明るくなるパーツもあるので、自分好みのものを選んでセルフ交換するのがおすすめですよ。
参考までに、僕が普段から愛用しているハロゲンバルブを紹介しておきますね。
135/120Wの高効率バルブなので、純正品よりハッキリと体感できるほど明るく感じます。信頼の国内メーカーPIAA製でバイク専用設計なので、どんな車両にもおすすめです。
このハロゲンバルブの交換・取り付け方法に関しては、実際に僕のバイク(MT-07)を整備した以下のメンテナンス記事で解説しています。交換後のインプレッションも紹介しているので、あわせてチェックしてみてくださいね。