石鎚スカイライン(絶景ロード100選 No.082)

石鎚スカイライン(バイクで巡る絶景ロード100選 No.082)

霊峰・石鎚山を望む、豪快な山岳ワインディング

No.082: Ishizuchi Skyline [愛媛]

ツーリング風景写真と見どころ

石鎚山の南側を走るこの道からは、力強い石鎚山の雄姿を望むことができる。

数少ない展望ポイントからの眺め。新緑と山頂部の残雪のコントラストが美しい。

山頂部は険しい岩山。5月の時期は登山客も多いが、まだまだ寒い。石鎚スカイラインの道路脇にも残雪が見られた。

長尾尾根展望台から南側を望む。険しい山の斜面にへばりつくようにして、道がつけられているのがわかる。

面河渓にかかる五色橋。名前の由来は、水の青、苔の黒、岩の白、藻の緑、紅葉の赤の五色の彩りが見られるからだそう。

川床の石の模様がくっきりとわかるほどに澄んだ水。そんな清流の中を泳ぐ川魚(見えにくいが写真中央部の影の上あたり)。とても爽やかな気分になれる。

石鎚スカイラインの基本情報

日本七霊山の一つ、標高1,982mの石鎚山。四国山地の西部に位置し、西日本最高峰のこの霊山へ向かうアクセスルートが、石鎚スカイライン。面河渓がある入口からは、急峻な山の斜面を縫うようにつけられた道を進んで行く。谷間を走る山岳ワインディングを駆け上がりながら、道はぐんぐんと高度を上げていく。はじめのうちは、生い茂る木々でよい景色は望めないが、やがて展望が開けてくると、霊峰・石鎚山が見えはじめる。特に、長尾尾根展望台からの眺めが絶景で、石鎚山の力強い山容を展望できる。また、入口にある面河渓(おもごけい)は、透明度の高い清流と渓谷美が楽しめる景勝地なのであわせて訪れたい。終点の土小屋駐車場は登山口となっていて、シーズン中は登山客で非常に混雑するので落ち着けない。土小屋駐車場を超えてさらに進むと、感動的な風景が広がる瓶ヶ森林道(UFOライン)へ続く。

石鎚スカイラインの補足情報

ロードMEMO
おすすめ時期 新緑の春と紅葉の秋がおすすめ。石鎚山は紅葉の名所としても知られる。
バイク通行 OK
自転車通行 OK
冬季閉鎖 あり。例年12月頃~3月頃は通行止めとなる。
駐車場 山頂部を見渡せる長尾尾根展望台に駐車場がある。その他にもいくつかあるが、展望はあまりよくない。
アクセス入口となる面河渓までは、松山道「川内」ICから約70分。ここから土小屋まで約17kmの山岳ワインディングが楽しめる。
この道を楽しむヒント

上り坂の山岳路をぐいぐいと駆け上がるワインディングが楽しい道なので、走りに集中し過ぎてしまうと、数少ない展望ポイントを素通りしてしまう可能性が高い。脇目も降らずに一気に走り切ってしまうのもよいが、広い駐車スペースがある長尾尾根展望台での小休止をおすすめしたい。ここからの眺めが絶景なので、石鎚山の力強い山容を堪能してほしい。

石鎚スカイラインのアクセス情報

地図情報(マップ)

石鎚スカイラインのツーリングレポート

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