筑波パープルライン(絶景ロード100選 No.033)

筑波スカイライン(バイクで巡る絶景ロード100選 No.033)

霊峰・筑波山を軽快に駆け上がる

No.033: Tsukuba Purple Line [茨城]

ツーリング風景写真と見どころ

風返峠

表筑波スカイラインと筑波スカイラインが交わる「風返峠」交差点。残念ながら、表筑波スカイラインは全面二輪車通行禁止だ。

女体山頂から一望する関東平野

ロープウェイで女体山頂まで行くと、眼下には関東平野の大パノラマが広がる。よく晴れた日には、東京スカイツリーの姿も確認できる。

筑波スカイラインを見下ろす

風返峠から上っていく筑波スカイラインの道を見下ろす。連休の混雑で山頂から風返峠まで渋滞の列ができていた。

男体山(左)と女体山(右)

男体山と女体山の二つの峰が、東西に並び立つ双耳峰(そうじほう)。前者が871m、後者が877mとほぼ同じ高さだ。朝夕に山肌の色を変えるところから「紫峰」とも呼ばれる。

筑波パープルラインの基本情報

万葉の時代から「西の富士、東の筑波」と並び称される霊山が筑波山。古くから信仰の対象とされ、山全体がご神体となっている。その山中を走る表筑波スカイラインと筑波スカイラインを合わせて、「筑波パープルライン」と呼ぶ。風返峠から筑波スカイラインを登ると勾配が急になる。巨石をぐるりと囲むループ橋(富士見橋)からの眺めが最高だ。文字通り360度の景色を展望しながら走り抜けていく。男体山・女体山の両山頂からは、関東平野を一望する大パノラマの絶景を眺めることができる。つつじヶ丘駐車場からロープウェイを利用すれば、10分足らずで女体山頂にアクセスできる。筑波山神社付近からはケーブルカーが出ていて、こちらからは男体山頂に行ける。

筑波パープルラインの補足情報

ロードMEMO
おすすめ時期 新緑と紅葉の時期がおすすめ。人気の観光地なので行楽シーズンや週末は混雑する。
バイク通行 筑波スカイラインのみOK。「表筑波」スカイラインは全面通行禁止
自転車通行 OK
冬季閉鎖 なし。
駐車場 山頂のつつじヶ丘駐車場(有料)は収容台数400台。表筑波スカイラインの道中はほとんどの駐車場が閉鎖状態。
アクセス 風返峠までは常磐道「土浦北」ICから約25分。ただし、二輪車は風返峠までのアクセスに迂回を強いられるため遠回りとなる(後述)。
注意
表筑波スカイラインはオートバイ進入禁止のため注意したい。筑波スカイラインは走行可能だが、19時~8時の時間帯は通行禁止となっている。さらに二輪車は風返峠への進入も禁止されているので、筑波山神社側からつつじヶ丘駐車場に向かう選択しかない。実質的に二輪は排除されていて遠回りを強いられることになるが、山頂からの眺めは絶景なので苦労してでも一見する価値がある。ローリング族対策や事故防止とのことらしいが、一部の違法走行・危険運転車のせいで全てのライダーが悪影響を受けるのは大変残念なことだ。

筑波パープルラインのアクセス情報

地図情報(マップ)

筑波パープルラインのツーリングレポート

走行レポート

2020年11月走破

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