2024年のGW(ゴールデンウィーク)、2年ぶりの北海道ツーリングに行ってきました。冬季閉鎖の通行止めが解除されるこの時期、残雪の山々を望む北海道の春景色を堪能しました。デジタル一眼で撮影した高精細な写真とともに、絶景ツーリングをレポートしていきますよ。
この記事では、前日譚として東京から北海道行きフェリーに乗船するまでの様子をお伝えします。
東京→新潟港へひとっ飛び
今回の旅では、新潟港から小樽港へ向かう新日本海フェリーを利用します。
東京から関越道を使って、新潟へと向かいます。約350kmの道のりを一気に移動。
これまで北海道には2回(2020年と2022年)行ってますが、どちらも太平洋フェリーだったので新潟からは初めて。
12時00分発なので、日が昇るまえの早朝5時起きで出発しました・・(超早い)
4月下旬、東京はすでに暖かい季節なので走行中は特に寒くなかったです。
6時間ほどの移動の後、ようやく港に到着。
フェリー乗船
港に着いたら乗船手続きが必要です。通常、受付に行って乗船券を見せたりするのですが、新日本海フェリーではデジタルでスムーズな手続きができました。
スマホで予約画面にログインし、2次元バーコードを係員に見せればOK。
バイクに乗ったまま手続きが完了し、とても簡単でした。
車検証も見せる必要がなくて、かなり便利だった。
乗船後、いよいよ出航。
甲板に出て外を見てみると、フェリー会社の係員たちが地上から手を振ってお見送りしてくれています。
その時の様子がこちら。
キュートな子どもが両手でバイバイしていたので、カメラのフォーカスが自然とこちらに向かいます。
新潟港にお別れを告げ、北に向かって日本海を航行します。
船内~デッキを散策
自室に荷物を置いて少し身軽になったら、船内を散策します。
事前に買い込んでいた食事で軽く昼食を済ませたら、ひと眠り。
GW前の追い込みで仕事の疲れがたまったまま高速ロングライドしたので、肉体の疲労もピークを迎えていたのです。
2~3時間後に起き、日も傾きはじめていい感じになってきたので、デッキに出てみます。
舟の上にヘリポート。
どんな時にヘリがくるんだろう。
船上で気持ちのよい潮風を浴びながら、ゆったりとした時間を味わいます。
空がだんだんと黄色~オレンジになってきていて、他の乗客たちも少しずつ集まってきます。
日本海フェリーだと夕日が楽しめるのでいいですね。
夕日を見るためだけに新日本海フェリーを利用する価値は十分ある。
夕焼けの日本海
だんだんと日が沈んできましたね。
今回の旅のお供に持参したミステリー小説を読みながら、これからやってくるその瞬間を待ちます。
まあるい夕日。
空がめちゃくちゃきれいに焼けてます。
デッキに集まった乗客も絶景にため息をついていて、あたりに静寂が訪れます。
水平線の向こうに沈んでいきます。
日没の瞬間。
日没とともに船内に戻る人、そこに留まり余韻を味わう人。
もちろん、ぼくは後者です。
ブルーモーメント。
日没後のわずかな時間に見られる青を楽しみます。
真っ赤な夕日の後は青が美しい。
新潟からだいぶ北上してきたからか、夕方は風が冷たくてかなり肌寒くなってきました。
そそくさと船内に戻り、明日からの北海道での旅程を確認しながら、眠りにつきました。
明日はバリバリ走る。
1日目の走行距離: 357km
つづく
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