九州の屋根を走る、国内有数の高原快走ルート
No.090: Yamanami Highway [大分・熊本]
ツーリング風景写真と見どころ
飯田高原から長者原へと向かう道。緑の草原の中を貫く道が、くじゅう連山へとつながっていく。
長者原のロングストレート。この道の代表的な展望スポットで、ライダーなら一度は走りたい道。
長者原の道標(看板)の手前に、砂利の駐車スペースがある。ここにバイク・車を停めて撮影するのが定番。
登山ガイド犬「平治」の銅像。1970~80年頃に登山者をサポートしたという、実在のガイド犬。
基本情報
別府と阿蘇をつなぐ大分・熊本県道11号は、眺めのよい道が続く。その中でも、湯布院の水分峠から阿蘇の宮地までの、約60kmの区間をやまなみハイウェイと呼ぶ。景色の変化に富み、日本離れした雄大な風景を楽しめることから、九州のみならず日本を代表するツーリング・ドライブルートとして親しまれている。水分峠の信号機を超えると、しばらくは森林地帯の中を進む。飯田高原付近で一気に視界が開け、くじゅう連山が見えてくる。道も直線主体の線形に変わり、山塊に向かってまっすぐに進んで行く。やがて訪れる長者原のロングストレートは、この道の代表的なスポット。噴煙を上げる硫黄山や九州本土最高峰の中岳を真正面に捉えながら、草原の中を一直線に駆ける大迫力の走りを楽しめる。その先にある牧ノ戸峠は展望のよい場所で、やまなみハイウェイの最高地点(標高1,330m)。峠を下ると瀬の本高原で、景色はそれまでの山岳風景から一変する。広大な草原地帯の中を、ゆるやかな起伏で阿蘇に向かって快走して行く。
補足情報
アクセス情報
地図情報(マップ)
ツーリングレポート
走行レポート
2021年8月走破