巨大アーチ橋を何本も超え、日本神話の土地を駆ける
No.097: Himuka Mythology Road [宮崎]
ツーリング風景写真と見どころ
神話の土地「高千穂」に向かう国道218号は「ひむか神話街道」と呼ばれる。山肌からモクモクと霧が立ち上り、その名にふさわしい神秘的な雰囲気が漂う。
国道は五ヶ瀬川(ごかせがわ)の深い谷に沿って走るので、途中で巨大な橋をいくつも通ることになる。高さ100mを超える橋が、200基以上もあるという。
有名観光地の「高千穂峡」に流れる「真名井の滝(まないのたき」。高さ80〜100mの断崖が7kmにもわたって続く大渓谷だ。
五ヶ瀬川に架かる「天翔大橋(てんしょうおおはし)」を国道から眺める。アーチスパン260m・高さ143mは、コンクリート橋としては日本一の規模を誇る。
日之影川に架かる「青雲橋(せいうんばし)」。10年以上の月日をかけて建設された巨大な橋で、天翔大橋ができるまでは「東洋一のアーチ橋」と謳われていた。
基本情報
ひむか神話街道は、日本神話の舞台となった高千穂を通過する観光ルートで、国道218号の愛称。五ヶ瀬川に沿って延びる道には、いくつもの巨大アーチ橋が架かっていて、高さ100m以上もある深い峡谷を超えていく。ルート上には有名観光地の高千穂峡があり、日本の滝100選に選ばれた真名井の滝を見ることができる。九州山地を走る道から人里を眺めれば、神話の土地で暮らす人々の営みが感じられる。その風景は、自然とともにある「日本のふるさと」を思い起こさせてくれる。
補足情報
アクセス情報
地図情報(マップ)
ツーリングレポート
走行レポート
2021年8月走破