道道106号サロベツ原野-日本海オロロンライン(絶景ロード100選 No.001)

道道106号サロベツ原野-日本海オロロンライン(バイクで巡る絶景ロード100選 No.001

最北の原野を貫く ただただまっすぐな道

No.001: Sarobetsu Road [北海道]

ツーリング風景写真と見どころ

一直線の道とバイク

豊富町以北の区間からは電柱が1本も無い道になり、広大な原野の中を一直線に進んで行く。空と海と草原、そして道以外には何も目に映らない。

オトンルイ風力発電所

全28基もの巨大な風車群が立ち並ぶ姿は圧巻の一言。高さ約100メートルもの風車が3.1キロに渡って一直線に連なる。天塩町から北上するとほどなく見えてくる。

日本海に浮かぶ利尻富士

夏の時期の牧草地には麦わらロールが転がっていて、牧歌的な雰囲気が漂う。海の向こうに利尻富士を望みながら、道は最果てへと続く。

カモメと並走する

西側にはすぐ日本海が迫っている。日没の時間に合わせて訪れれば、利尻島と礼文島に沈む夕日を眺めることができる。きっとこの上ない光景に出会えるはずだ。

道道106号サロベツ原野の基本情報

北海道の最北端に広がるサロベツ原野をつらぬく直線路。電柱も標識もなく、そこにあるのはただ道だけ。地平線に向かってまっすぐ走る喜びと、極上の最果て感を味わえる。「最果ての地にやって来たのだ」と確信させるこの光景は、間違いなくここでしか見られない。天塩町から北上する場合、天塩河口大橋を超えるとすぐに日本海が見えてくる。日本最北の原野を走るシーサイドラインはここから、ひたすらまっすぐな道が北へと続く。対向車が見えてからすれ違うまでかなりの時間がかかり、不思議な感覚に陥る。地平線の彼方に落ちていく夕日を最後まで見届けるのは、極上のひと時だ。

道道106号サロベツ原野の補足情報

ロードMEMO
おすすめ時期 緑の草原が広がる夏と一面銀世界の冬
バイク通行 OK
自転車通行 OK
冬季閉鎖 なし ※天候により通行止め規制あり
駐車場 サロベツ原野駐車場など。バイクなら道中の道路脇スペースに停車できそう
アクセス 天塩町から道道106号を北上すれば約1時間で稚内に到着

道道106号サロベツ原野のアクセス情報

地図情報(マップ)

道道106号サロベツ原野のツーリングレポート

2020年7月走破

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