日本一活発な火山に向かって溶岩地帯を突き進む
No.099: Sakurajima Road [鹿児島]
ツーリング風景写真と見どころ
鹿児島市街地から海を挟んで、わずか4kmの場所にある桜島。同市街地からのアクセスはフェリーで15分。
鹿児島のシンボル・桜島は、日本で最も噴火活動が盛んな火山。道路脇には当たり前のように溶岩が転がっている。
雄大な桜島を視界いっぱいに捉える、大迫力のストレート道。火山灰が降り積もるせいか、道路は茶色を帯びている。
標高373mの湯之平展望所から、最高峰の北岳を眺める。錦江湾超しに鹿児島市街も一望できる。
実は大隅半島と陸続きになっている桜島。南東にある垂水市方面から、荒々しい山肌を眺める。
基本情報
錦江湾に浮かぶ鹿児島のシンボル・桜島(さくらじま)は、日本一噴火活動が盛んな火山。鹿児島市街地から海を挟んでわずか4kmの場所に、この生きた火山がある。桜島フェリーに乗って15分の短い船旅を楽しむところから、この道への旅は始まっている。桜島港から国道224号を進むと、早くも桜島の山容が見えてくる。道路脇にふと目をやれば、ゴツゴツとした大きな溶岩が無造作に転がっていて、非日常感が満載だ。国道から分岐して湯之平(ゆのひら)展望所へと進む道は、桜島展望道路と呼ばれる。溶岩地帯を突き進むこの道では、雄大な桜島の眺めを楽しめる。平均勾配5.9%の坂道を駆け上がる豪快なワインディングを進むと、やがて最大の見どころが訪れる。目の前に桜島が迫ってくるかのような、大迫力のストレート道だ。大興奮必至で、思わず叫びだしたくなるほど。その先にある終点の展望所からは、最高峰・北岳(標高1,117m)や噴煙を上げる荒々しい南岳を望む。火山大国・日本の中で、最も火山を身近に感じられる「道」と言ってよいだろう。
補足情報
アクセス情報
地図情報(マップ)
ツーリングレポート
2021年8月走破